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Geodesic Capital、日米の技術・安全保障協力を深化させる新ファンド「Geodesic Alliance Fund」の初回資金調達の完了を発表

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Geodesic Capital
In-Q-Tel 元マネージングパートナーのトム・ギレスピーが、Canaan Partners 元パートナーのレイフ・ガスパー=アサオカと共同で新ファンドを率いる

シリコンバレーと日本の架け橋となるべく、戦略的なテクノロジー投資に注力するベンチャーキャピタルのGeodesic Capital(所在:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、代表:創業パートナー 元駐日米国大使 ジョン・ルース、以下Geodesic)は、新ファンド「Geodesic Alliance Fund」において2億5,000万ドル(約387億円)の初回資金調達が完了したことを、本日発表します。本ファンドは、国家安全保障、経済的レジリエンス、国境を越えたイノベーションを促進するテクノロジーへの投資を通じて日米同盟の発展を目指す、前例のないベンチャーファンドです。

Geodesic Alliance Fundは、人工知能(AI)、宇宙、サイバーセキュリティ、自律技術、デュアルユース(民生・防衛の両分野に活用可能)のディープテックといった国家安全保障分野を担う、米国のアーリーステージ・スタートアップ企業を主な投資対象としています。同ファンドは、単なる資金提供にとどまらず、戦略的な助言提供、規制への対応、日本における顧客・パートナー・人材との関係構築といった実践的な支援を通じて、投資先企業の成長を後押しします。

出資者(Limited Partners)の中に名を連ねる日本の大手企業や政府系機関は、投資によるリターン創出だけでなく、技術革新を通じて日米関係の発展を目指すGeodesicのミッションにも深く共感しています。さらに、米国および日本の経験豊富なアドバイザーが、官民の両セクターにおける事業展開を支援します。

Geodesic Alliance Fundは、2025年内に第一号投資案件を発表する予定です。同ファンドは現在も追加の出資(LPコミットメント)を受け付けており、最終的な資金調達の完了は2026年を予定しています。

Geodesic Alliance Fundは、Geodesicがこれまでに築いてきた実績を基盤に組成されました。Geodesicは2015年の設立以来、複数のファンドを通じて累計で約10億ドル(約1,550億円)を調達し、DatabricksNetskopeSaronicScale AIといった成長著しい米国スタートアップ企業を支援してきています。これら企業は日本展開に際し、企業・政策・技術分野におけるリーダーへのアクセスに、Geodesic独自のネットワークを活用しています。

Geodesic Capital の創業パートナーで、元駐日米国大使でもあるジョン・ルースは、次のように述べています。「Geodesic Alliance Fundは、商業的成功と戦略的整合性が両立する、クロスボーダーベンチャーの新たなモデルです。インド太平洋地域の安全と繁栄の未来は、日米間のより深いテクノロジー協力にかかっており、私たちはその実現に向けたプラットフォームを構築しています」

新ファンドの運営にあたりGeodesicは、米国国家安全保障機関(NSA)の戦略的投資部門であるIn-Q-Telの元マネージングパートナーであるトム・ギレスピーを、新たにパートナーとして迎えました。ギレスピーは、Canaan Partnersの元パートナーでありディープテック領域の投資家でもある、Geodesicでパートナーを務めるレイフ・ガスパー=アサオカとともに、Geodesicチーム全体の支援を受けながら、Geodesic Alliance Fundを牽引していきます。

トム・ギレスピーは次のように述べています。「過去20年間、国家安全保障とイノベーションが交わる領域で投資を行いながら、投資家に対して長期的な価値を創出してきました。Geodesic Alliance Fundは、そのような取り組みをグローバルに拡大する、またとない機会です。日本は防衛投資とイノベーションへの取り組みを加速させており、私たちはグローバルなスタートアップと日本の戦略的エコシステムをつなぐ架け橋となることを目指しています」

米国宇宙軍の作戦部長を務め、2011年の東日本大震災の際に米国による人道支援・災害救援活動「トモダチ作戦」において在日米軍副司令官を務めた、ジョン・W(ジェイ)・レイモンド退役将軍は、次のようにコメントしています。「日本は、米国にとって最も有力かつ不可欠な同盟国の一つです。特に東アジアでは、宇宙のような新興分野での緊密な協力が戦略的安定に直結します。衛星通信や宇宙状況認識から月面探査、さらには商業ベースの宇宙事業に至るまで、宇宙分野における日米協力は両国の能力を飛躍的に高め、国家を通じたレジリエンスを強化します。それは、日米両国およびインド太平洋全体におけるイノベーション、産業、戦略を結びつける役割を果たすことになるのです」

レイフ・ガスパー=アサオカは、次のように述べています。「Geodesic Alliance Fundは単なるファンドではなく、長期的な戦略的パートナーシップのためのプラットフォームです。私たちは、ディープテックに取り組むアーリーステージの次世代米国スタートアップ企業と、将来のグローバル・テクノロジー企業の創出に取り組む日本の企業、政府関係者、投資家のネットワークをつないでいきます」

※本プレスリリースは、米国時間6月10日に現地で発表されたプレスリリースの和訳です。

Geodesic Capitalについて
Geodesic Capitalは、戦略的なテクノロジー投資を通じてシリコンバレーとアジアをつなぐベンチャーキャピタルです。運用資産は約10億ドル(約1,550億円)にのぼり、米国のスタートアップ企業と日本企業の支援に関する10年の実績があります。起業家のグローバル展開を支援しながら、パートナーに対しても戦略的価値を提供します。元駐日米国大使のジョン・ルースにより設立されたGeodesic Capitalは、ベンチャーキャピタル、国家安全保障、国際連携の交差点において、唯一無二のポジションを有しています。詳細は、ウェブサイト(https://geodesicjapan.jp/ )をご覧ください。

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