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シンガポール航空とタタ・サンズ、エア インディアとビスタラの事業統合と提携を歓迎
※本資料は、シンガポール航空が2024年11月18日(月)に発表したプレスリリースの和文抄訳であり、内容については英語原文が優先されます。シンガポール航空(本社:シンガポール、CEO:ゴー・チュン・ポン)とタタ・サンズ(本社:ムンバイ、会長:ナタラジャン・チャンドラセカラン)は11月18日、デリーのタージマハル・ホテルで、エア インディアとビスタラの経営統合を祝う記念式典において、両社の長年にわたる提携関係のさらなる発展を祝いました。
インド航空業界の新たな時代の幕開けとも言える式典には、タタ・サンズ会長ナタラジャン・チャンドラセカラン、シンガポール航空CEOゴー・チュン・ポン、そしてタタ、シンガポール航空、エア インディア、ビスタラの各社から経営陣や従業員が参加しました。
エア インディアグループ内の4つの航空会社を、フルサービスキャリア1社とローコストキャリア1社に統合することは、現在進行中の5ヵ年計画「Vihaan. AI」という構造改革プログラムの一環です。この統合により、インド市場のすべての主要分野(国内線部門、国際線部門、フルサービスキャリア部門、ローコストキャリア部門)において、エア インディアグループが大きな存在感を示すことになります。また、グループの業務能力の向上、顧客基盤の拡大、そしてサービス水準、プロダクトの品質、顧客体験の向上にもつながります。
統合後のエア インディアグループは、300機の航空機を保有し、インド国内55都市、海外48都市に就航、312の路線で週8,300便を運航しています。また、同社は、75社以上のコードシェアおよびインターラインパートナーを通じて、世界800都市以上に広がる目的地への乗り継ぎを提供します。 総従業員数は3万人を超えます。
タタ・サンズの会長 ナタラジャン・チャンドラセカランは次のように述べています。
「エア インディアがタタ・グループに再び加わってから、2年半あまりが経ちました。今週のエア インディアとビスタラの統合は、エア インディアをワールドクラスの航空会社へと変革するという私たちの取り組みの中で重要な節目となります。シンガポール航空は、今後も当社の航空事業の戦略的パートナーであり、エア インディアのパートナーとして歓迎します」
シンガポール航空のCEO ゴー・チュン・ポンは次のように述べています。
「この統合は、インド航空業界にとって重要な転換点となります。シンガポール航空グループは、長年にわたり重要なパートナーであるタタ・サンズと協力し、可能な限り当社の経験と専門知識を提供することで、エア インディア・グループの変革を支援してまいります。私たちは、エア インディアが再びインド航空市場を牽引し、インド中の誰もが誇りに思えるような航空会社グループとなるよう、全力でサポートしてまいります。シンガポール航空グループにとって、この統合の完了は、世界で最も急速に成長している航空市場のひとつに直接参入
するという長年の取り組みを強化するものです。シンガポール航空は、エア インディアとの業務提携を深め、インドとシンガポール路線、そしてそれ以遠の路線においても、お客様により大きな価値とより充実した選択肢を提供できるよう努めてまいります」
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。シンガポール航空は世界で最も多くの賞を受賞している航空会社です。詳細はシンガポール航空公式ホームページ(singaporeair.com)をご覧ください。
タタ・サンズについて
1868年にジャムシェトジー・タタによって設立されたタタ・グループは、インドに本社を置くグローバル企業であり、10の事業分野にわたる30の企業で構成されています。「リーダーシップと信頼に基づく長期的なステークホルダーへの価値創造により、世界中のコミュニティの生活の質を向上させる」という使命のもと、6大陸100か国以上で事業を展開しています。タタ・サンズは、タタ・グループの主要投資持株会社であり、推進役でもあります。タタ・サンズの株式資本の66%は慈善団体が保有し、教育、健康、生活基盤の創出、芸術、文化を支援しています。2023年から2024年にかけて、タタ・グループ全体の収益は1,650億ドルを超えました。またグループ全体で100万人以上を雇用しています。各タタ・グループ企業は、それぞれの取締役会の指導と監督の下で独立して運営されています。2024年3月31日現在、タタ・グループには26社の上場企業があり、その合計時価総額は3,650億ドルを超えています。
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