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【ヤフー防災模試】「南海トラフ地震に備える特別編」を提供開始

update:
LINEヤフー株式会社
津波避難・臨時情報・行動判断に関する知識を10問のクイズ形式で出題



LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、災害時に必要な知識をクイズ形式で学べる「ヤフー防災模試」において、「南海トラフ地震に備える特別編」(以下、本特別編)の提供を8月7日より開始しました。本特別編は、南海トラフ地震に備えるために開発されたもので、津波避難や臨時情報への対応、発災後の判断行動など、クイズ形式で出題される10の設問を通じて災害発生時に求められる実践的な知識を身につけられます。

「南海トラフ地震に備える特別編」https://bousai.yahoo.co.jp/exam/nantora/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1310/129774-1310-36a67ed96cbcfe53044bf0d507c25dfa-1200x628.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


南海トラフ地震は、今後30年以内に約80%の確率で発生するとされており、深刻な災害リスクとして警戒が高まっています。2024年8月には、宮崎県日向灘での地震を契機に、政府として初めての「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、将来的な大規模地震への関心が全国的に高まりました。実際に、「Yahoo!検索」では2024年8月における「南海トラフ」に関する検索数が、通常時と比較して最大で約9倍に増加し、防災に対する意識が急速に高まったことが明らかになっています。

こうした状況を踏まえ、本特別編では南海トラフ地震に対し、「正しく恐れる」をテーマに設問を設計しました。臨時情報の理解促進や、津波避難の行動判断、被害が想定される地域だけでなく遠方にいる人も“自分ごと”として考えられるような構成とし、中高生以上の幅広い年齢層にとってわかりやすい表現や、タップ操作などのインタラクティブな問題形式を取り入れました。具体的には、南海トラフ地震臨時情報について正しい情報を選択する問題や、大津波警報が出たときに最優先で取るべき行動を選択する問題、海岸で旗を振っている人がいたときは何の合図か、などの問題が出題されます。

設問は、今年3月に内閣府が10年ぶりに発表した新たな被害想定や、気象庁の発表、被災地の記録などに加え、南海トラフ地震で大きな被害が想定される地域の自治体職員との意見交換も踏まえて構成されています。なお、本特別編はすでに展開している「ヤフー防災模試」の「地震編」と補完し合う内容です。ユーザーは本特別編と「地震編」の両方を受験することで、地震全般の備えと、南海トラフ地震特有の対策の双方を体系的に学べます。
さらに、本特別編では定期的に問題の見直しを行い、出題内容を更新していきます。これにより、本特別編を繰り返し受験することで、常に最新の情報に基づいた知識を身につけられます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1310/129774-1310-3c35995d2a72dd91287553556b4ba3c5-1200x565.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』をミッションに掲げるLINEヤフーは、今後も被災地の支援や防災・減災に向けた取り組み、サービスの開発や提供を通し「あらゆる災害の、あらゆるシーンでひとりでも多くの命が助かる未来」を目指していきます。

■内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当) 森久保様からのコメント
南海トラフ地震は、いつ発生してもおかしくない状況であるとともに、国難級の大災害です。そこで、国民・事業者・地域・行政などのあらゆる主体が総力をもって臨む必要があります。そのため、国民一人ひとりが「自らの命は自らが守る」という意識の下、しっかりと津波から避難するとともに、避難場所・経路の確認や住宅の耐震化、家庭での備蓄、感震ブレーカーの設置、家具の固定などの「日頃からの地震への備え」に可能な限り取り組んでいただく必要があります。
また、平時よりも発生する可能性が相対的に高まったと評価された場合に、政府は「南海トラフ地震臨時情報」を発表いたします。その際、取るべき行動に戸惑わないためには、自らの行動を自ら考え、行動を予め決めておくことが重要です。なお、臨時情報発表時は、「日頃からの地震への備え」を再確認するとともに、すぐに逃げられる態勢の維持や非常持出品の常時携帯などの「特別な備え」を実施し、その上で社会経済活動を継続してください。
いつ起こってもおかしくない国難級の南海トラフ地震から自らの命を守るため、「ヤフー防災模試」で知識を身に着け、しっかり備えておきましょう。

■気象庁 地震火山部 地震津波監視課長 海老田様からのコメント
我が国は、有史以来たびたび規模の大きな地震や津波災害に見舞われてきました。南海トラフ地震もその一つであり、歴史的文献をひも解くと、概ね100~150年間隔で繰り返し発生し、大きな被害をもたらしたことが分かっています。
前回の南海トラフ地震は1946年に発生し、すでに約80年が経過しており、南海トラフ地震の発生は差し迫った状況となっています。気象庁では、関係機関の協力を得て南海トラフ沿いの地震活動や地殻変動を24時間体制で監視し、異常な現象を観測した場合などに「南海トラフ地震臨時情報」を発表することとしています。
令和6年8月には情報の運用開始後初めて「南海トラフ地震臨時情報」を発表したことで、情報自体の認知度は以前より大きく高まったと考えられます。一方で、「南海トラフ地震臨時情報」が発表された際に自治体や企業、住民の皆さまが適切な防災行動をとっていただくためには、情報そのものを知っていただくだけでなく、その内容や情報発表時にとるべき防災対応を事前に理解いただく必要があります。
南海トラフ地震からご自身や大切な方の命を守ることができるよう、「ヤフー防災模試」をフル活用し、防災に関する理解を深めて頂ければ幸いです。

■東北大学 災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授からのコメント
南海トラフ巨大地震は、津波による死者は最悪の場合21万5000人にもなると予想されています。しかし、地震が起きた後、多くの人がすぐに避難することができれば、それを大幅に減らすことができます。そのためにも、想定されている南海トラフ地震や、その備え、行動といった重要な情報や知識を身につけておく必要があります。
ヤフー防災模試「南海トラフ地震に備える特別編」は、南海トラフ地震が発生する前と、発生した直後に求められる知識や行動のポイントを、クイズ形式でわかりやすく学べるよう設計されています。本コンテンツを通じて、多くの方々が自らの防災意識を高め、いざというときに備える契機となることを期待しています。ぜひ繰り返し模試に取り組むことで、必要な情報をしっかりと身につけてください。

【「南海トラフ地震に備える特別編」概要】
・URL:https://bousai.yahoo.co.jp/exam/nantora/
・受験対象:誰でも無料でアクセス・受験可能
・構成:10問(所要時間 約5~10分)
・監修:佐藤翔輔氏(東北大学 災害科学国際研究所 准教授)
・主な出題内容:津波避難、南海トラフ地震臨時情報、発災直後の行動判断など
・対象者:中高生以上

【「ヤフー防災模試」について】
災害時に身を守るための知識を広く届けることを目的に、LINEヤフーが提供している防災学習コンテンツです。災害時の行動や備えに関する設問に、選択肢形式やタップ操作などでインタラクティブに回答でき、体験を通じて防災知識を習得できます。
https://bousai.yahoo.co.jp/exam/

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