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株式会社ゲームエイト、生成AIに対するゲームユーザーへの意識調査を実施

update:
株式会社ゲームエイト
ー ゲーム制作におけるAI活用は「期待」と「懸念」が入り混じる結果に -



株式会社ゲームエイト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢村 俊介、以下「ゲームエイト」)は、ゲームユーザーを対象に、ゲーム領域における生成AI活用の意識調査を実施しましたのでお知らせいたします。
また、これに合わせ本調査の共同企画パートナーである株式会社スパイスマート(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 久保真澄 以下、スパイスマート)が日中米のゲーム業界における生成AI導入実態調査も公開しております。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58021/52/58021-52-e8268058bd10201d1e5ae5dc63578b9a-1429x799.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■アンケート調査の目的
ゲームエイトでは、国内最大級のゲーム情報メディア「Game8」等のサービスを運営しており、ゲームユーザーとの多くの接点があります。これまでも定期的にユーザー調査を実施しており、サービスやゲーム企業へのご提案などを行って参りました。
今回、AIの活用がゲーム領域でも拡がってきているなかで、ゲームユーザーがどのように捉えているかを意識調査をスパイスマート社と共同で行いました。
アンケート調査ではゲーム領域におけるAIへの期待感や懸念、具体的な利用場面への受容度といった感情的・心理的側面に着目し、年代といったデモグラフィック情報がこれらの認識にどのような差をもたらすかを明らかにすることを目的として実施しています。
■アンケート調査の目的
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58021/52/58021-52-db2905fe0c896d24fe20f9105256f410-960x682.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査内容

生成AI活用への期待

ゲーム制作・運営における生成AI活用へのユーザーへの印象は全体的に前向きな結果となった。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58021/52/58021-52-6d805fa2ed7ec2382053740d7e3a840c-1374x690.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ゲーム制作・運営における生成AI活用に対し、ユーザーは総じてポジティブな印象を抱いている。全体の約66%が「やや期待している」(36.10%)または「非常に期待している」(29.76%)と回答した。特に「やや期待している」層が多く、AIの導入には前向きな受け止めがあることが明確である。
一方で、「どちらでもない」が18.54%、「やや懸念している」が12.2%、「非常に懸念している」が3.41%といった否定的な意見も存在するとしては期待感が優勢であると言える。

生成AI活用に期待している項目

生成AIの活用について「ゲームの品質向上」を最も強く期待しており、同時に「新しいゲーム体験の創出」や「ゲーム開発の効率化による新作の増加」といった多面的な価値を求めている
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58021/52/58021-52-428be812798d3c4abce6026819a9afc0-1445x690.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


AIがゲームに取り入れられることに対し、ユーザーは「ゲームの品質向上」(43.90%)に最も強い期待を寄せている。デバッグの徹底やバランス調整の最適化を通じて、より完成度の高いゲーム体験が提供されることを望む声が大きい。次いで「新しいゲーム体験の創出」(27.32%)や「最適化されたゲーム体験」(25.85%)、「ゲーム開発の効率化による新作リリースの増加」(28.29%)も上位に挙がり、AIによる革新的な要素や供給の拡大にも期待が集中している。

年代別に見る期待している項目の差異

期待事項は年代によって重視される項目に差異が見られ、若年層は安定した品質と最適化された体験を重視する一方、30代は新しいゲーム体験の創出に強い期待を抱いている
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58021/52/58021-52-e6a68b04106efb8924291739744ed52f-1444x617.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


年代別で見ると、重視される項目に差異が見られる。10代・20代では「ゲームの品質向上」が約60%と非常に高く、若年層が安定したゲーム体験を重視する傾向がある。特に10代は「最適化されたゲーム体験」(46.94%)への期待も高い。一方、30代は「ゲームの品質向上」(65.22%)に加え、「新しいゲーム体験の創出」(56.52%)への期待が全年代で最も高く、AIへの期待が特に高い傾向がある。40代以上では「ゲームの品質向上」(41.51%)が引き続き上位だが、全体的に期待の割合は他年代に比べて落ち着いた傾向にある。

生成AI活用に懸念している項目

AIのゲーム導入に対する懸念事項としては、「クリエイターの仕事が奪われること」「著作権・肖像権侵害」「ゲームの『魂』や『人間性』の喪失」が上位を占め、倫理的・創作的な側面にユーザーの強い不安がある
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58021/52/58021-52-f5eec4c3d3bc5058c50b1688d7a8bd54-1447x708.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


AIのゲーム導入に対する懸念事項では、「クリエイターの仕事が奪われること」(33.17%)が最も多く挙げられている。次いで、「著作権・肖像権侵害の問題」(31.22%)、「ゲームの『魂』や『人間性』が失われること」(30.73%)が上位を占めた。これは、AIが人間の創造性や倫理的な側面に与える影響について、ユーザーが強い懸念を抱いていることを示唆している。また、「AI生成コンテンツの品質低下」(22.93%)や「不適切なコンテンツが生成される可能性」(21.95%)も上位に入り、AIによって生み出されるコンテンツの質や安全性が不安視されていることがうかがえる。

■レポートについて
ユーザー調査のフルバージョンは以下のボタンリンクから
レポートはこちらから
本調査レポートのフルバージョンは以下のリンクにて公開中。
また、本レポートの共同企画パートナーであるスパイスマートが提供する『LIVEOPSIS(ライブオプシス)』では『日中米のゲーム業界における生成AI導入実態調査』を会員向けに配信中。導入実態に基づいた各国の傾向やスタンスを比較分析している。

※本レポートの調査結果をご利用いただく際は必ず「出典:ゲームエイト調べ」と明記ください。
※スパイスマートの調査レポートは『LIVEOPSIS(ライブオプシス)』よりお問い合わせください。
株式会社ゲームエイトについて

名称  :株式会社ゲームエイト
所在地 :東京都渋谷区東1-32-12渋谷プロパティタワー7F
代表者 :沢村俊介
事業内容:ゲームに関連するインターネットサービスの提供
設立  :2014年8月1日
サイト :https://game8.co.jp/

「ゲームをもっと楽しくする、ゲームを通じて"楽しい"を共有する」という理念の元、2014年に創業。ゲーム総合情報サイトとして国内トップクラスの月間最大5億PV、4,200万UUの実績を持ち、ゲーム総合情報サイト以外にもインフルエンサーを活用したIP事業、グループ会社を通じたエンタメ向け総合決済サービス事業の他、デジタルを通じてゲーム業界を活性化するための諸事業を展開しています。

・共同企画パートナー

株式会社スパイスマートについて
【会社概要】
名称  :株式会社スパイスマート
所在地 :東京都渋谷区広尾1-11-2 BLOCKS EBISU 909
代表者 :久保真澄
事業内容:日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用リサーチ事
     日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用コンサルティング事業
     日本のIPホルダーとのコラボ企画・交渉・監修業務など一連の業務を担うゲームコラボ仲介事業
設立  :2015年7月
サイト :http://corp.spicemart.jp/

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