
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52636/304/52636-304-620a08cccf33ab421371662a6fb63cfe-1800x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52636/304/52636-304-066900c506c56c9245ce3932aa756206-1800x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52636/304/52636-304-1c168f4e3231b61105910a4c50a7f216-1800x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・ 年間パイロット訓練能力を54%拡大、年間4万5,000時間を実現
・ 総額1億3,500万米ドル(約200億円)を投じて設計・建設
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ、2025年9月16日 :エミレーツ航空は、戦略的成長に沿った新たな最新鋭のフライトクルートレーニングセンターを開設したことを発表しました。 本施設では、現役および将来のパイロットに対し、同社のエアバスA350型機および今後導入予定のボーイング777X型機の訓練を提供します。
専用設計の本センターは、総面積63,318平方フィート(約5,880平方メートル)にわたり、6基のフルフライトシミュレーターを備えています。ドバイの他のエミレーツ訓練施設の近くに戦略的に位置しており、従業員の個人・職業上の成長と発展を支える、活気ある航空拠点の一部となっています。
エミレーツ航空・グループ会長兼最高経営責任者シェイク・アハメド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は次のように述べています。「新設のエミレーツ・クルートレーニングセンターは、航空業界のエコシステムと、ドバイの世界的航空ハブとしての台頭の両面で、重要な役割を果たす画期的な施設です。5億ディルハム(約200億円)の投資は、すでに価値を生み出しています。」
「本センターは航空訓練における新たな“初”を打ち立て、業界最高水準の施設として、将来の機材に向けたプログラムや準備を形作っています。何よりも、パイロットやインストラクターから新施設に対して非常に高い評価が寄せられており、それが大きな喜びとなっています。」
新センターは、パイロットにとって魅力に満ちています。シミュレーターは、業界初の完全社内開発による革新的な「パイロット・サポート・ステーション(PSS)」と統合され、訓練体験の最適化を実現しています。訓練セッション前には、専用デバイスを用いてフライトデッキの設定やフライトプランの作成を、没入型の環境内で行うことが可能です。準備工程を効率化することで学習効果を最大化できます。さらに、訓練セッションはすべて録画され、インストラクターは任意の場面を再生してパフォーマンスレビューや学習に活用できます。
本センターには、キャンパス全体の訓練設備を支える複雑な部品や構造物を製造できる高度な3Dプリンティング機能も備わっており、年間最大100万ディルハム(約4,000万円)のコスト削減を実現しています。
現在、2基のエアバスA350型機フルフライトシミュレーターによる訓練が開始されており、今後数年以内にボーイング777X型機を含む4基のシミュレーターが追加導入される予定です。
各シミュレーターは、年間最大7,500時間の訓練を、最大1,000人のパイロットに提供できます。フル稼働時には合計17基のシミュレーターを利用可能で、そのうち11基はA380型機およびボーイング777型機の訓練用です。エミレーツ全施設での訓練能力は54%拡大し、年間13万時間の訓練時間を提供できる体制となります。
エミレーツ初のA350型フルフライトシミュレーターは、欧州連合航空安全機関(EASA)から同型シミュレーターで最高ランクのレベルD資格を取得しました。さらに、最新のエアバスA350 Standard 1.3において世界初の資格取得で、指摘事項ゼロという極めて稀な成果も達成しています。
エミレーツのパイロットは、高度な技能を持つインストラクターのもと、実証に基づく堅牢で能力重視の訓練プログラムを修了します。新センターには、パイロットの定期訓練(リカレント)、機種転換訓練(コンバージョン)、指揮訓練(コマンド)などのコースを実施するための広々とした4つの教室も備わっています。
エミレーツ・クルートレーニングセンターに加え、同社は社員および他の航空専門職向けに世界水準の多彩な訓練・開発プログラムを提供しています。ドバイのその他施設には、カデット向けのエミレーツ・フライト・トレーニング・アカデミー、エミレーツ航空大学、エミレーツ・キャビンクルートレーニングセンター、エミレーツ航空カレッジがあり、専門技術やソフトスキルに関する数百のコースを、社員および航空業界全体のコミュニティ向けに提供しています。
エミレーツは大規模な成長軌道にあり、現在、機長直接採用(Direct Entry Captain)、機長早期昇格プログラム(Accelerated Command)、副操縦士(First Officer non-type rated)の3つの採用プログラムでパイロットを募集しています。世界最大の国際航空会社かつ最も収益性の高い航空会社であり、A380型機およびボーイング777型機の保有数が世界最多を誇るエミレーツへのご応募は、こちらからお願いします。
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本就航。成田国際空港・羽田空港・関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しています。当社は航空業界で最新かつ効率性と快適さを備えた航空機を運航し、多様な文化的背景をもつ当社の従業員は、6大陸のすべてで受賞歴を誇るサービスを日々お客様に提供しています。