
欧州最大級の経営戦略コンサルティングファームである株式会社ローランド・ベルガー(以下、ローランド・ベルガー)は、本日、建設・住宅・ビルテクノロジー業界の構造変化と未来の勝ち筋を分析した最新調査レポート「建設・住宅セクターの未来」を発表いたしました。
日本の建設・住宅・ビルテクノロジー業界では、バリューチェーンの構造が大きく変わっています。バリューチェーンの最上流から全体のデザイン・コントロールする総合デベロッパーや、最下流で顧客との接点を握るメンテナンス・リフォーム事業者が、より多くの利益を生み出すようになっています。こうした流れは「スマイルカーブ化」と呼ばれ、バリューチェーン上の川中に位置する施工業者や機器サプライヤーも、自社の立ち位置を見直し始めています。
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この背景には、新築の減少、人手不足、インフラの老朽化といった課題があります。国の「i-Construction 2.0」でも示されているように、日本は建設現場の自動化・工場化に早くから取り組んできました。また、日本独自の木造建築技術や、建物の利用者とのつながりを活かしたアフターサービスは、海外でも通用する可能性を秘めています。
本レポートでは、今後の建設・住宅・ビルテクノロジー業界で成功する企業のタイプとして、以下の4つを挙げています。
1. 高効率な建設テック型
2. モノからコトへの価値転換型
3. ストック活用型
4. バリューチェーン全体を統合するプロデューサー型
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今、貴社が強みを発揮できるポジションは?
ローランド・ベルガーの最新のレポート「建設・住宅セクターの未来」はこちらのサイトからダウンロードしてご覧いただけます。
コンサルティングに関するお問い合わせ先
ローランド・ベルガーでは、グローバルにおける充実したエキスパート・コンサルタントのネットワークを駆使し、業界・テクノロジーの専門性を活かした包括的なアドバイスを提供します。弊社ウェブサイト、またはお電話(03-4564-6660)にて、下記コンサルタント宛にご連絡ください。
五十嵐 雅之(ローランド・ベルガー シニアパートナー)
- 早稲田大学理工学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(経営学修士)。米系コンサルティングファーム、国内系シンクタンク、総合商社を経て現職。
- 総合商社、産業機械、プラント・エンジニアリング、インフラ・建設、リース等を中心に、事業戦略立案、新規事業開発、M&A戦略・デューデリジェンス等のプロジェクト経験を豊富に持つ。異業種をつなぐことによる新たな価値創出・ビジネスモデル開発を志向したテーマに数多く従事。
染谷 将人(ローランド・ベルガー プリンシパル)
- 東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科物理学専攻修了。米系コンサルティングファームを経てローランド・ベルガーに参画。
- 産業財・エネルギー、 IT/OT、建設・住宅・不動産、化学・素材、総合商社、エンターテインメント等の幅広い業界において、グローバル化戦略、M&A戦略、 BDD/PMI新規事業戦略、組織改革など数多くのプロジェクトを手掛ける。
- 特に、業界横断でグローバライゼーション・クロスボーダーM&Aに係る支援実績が豊富であり、欧州・米州・中東・中国・韓国・東南アジア等、様々な海外市場をテーマとしたグローバルプロジェクトの推進経験を多く有する。ローランド・ベルガーのグローバルネットワークと協働し、日系企業 / 日本発の製品・サービス・コンテンツのグローバルでの競争力を高めるべく日々奔走している。