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円安で海外需要拡大、中古車相場は高止まり/中古車買取相場推移レポート(2025年10月版)

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株式会社ファブリカホールディングス


株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社、株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO:谷口政人)が運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取」より、9月の買取相場動向および過去2~5年間の買取相場をもとに分析した10月以降の車買取相場推移の予測についてまとめたレポートをご案内いたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22939/246/22939-246-1c96adcf0cae0a5400f341b5947f3b8f-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回ご案内する2025年10月版の中古車買取相場レポートおよび過去のレポートについては、下記よりご確認いただけます。

2025年10月版中古車買取相場レポート
過去レポートアーカイブ:https://www.kurumaerabi.com/magazine/tag/125/

昨年と同水準。高止まりが続く買取相場
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22939/246/22939-246-89f2209837966b13138a01367921eeb8-811x478.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※過去5年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取相場をもとに算出

今年2月、過去5年間で最も高値を記録した自動車の買取相場は、9月にさらに高値を更新しました。車選びドットコムのシミュレーションによると、この上昇傾向は11月まで続く見込みです。

主な要因としては、これまでのレポートでも指摘してきた円安の進行と、それに伴う輸出需要の拡大が挙げられます。特に海外バイヤーが日本の中古車を割安で購入できる環境が整ったことで、輸出業者の買い付け意欲を高め、国内中古車オークションでの取引価格の上昇を誘引。これが買取価格の押し上げにつながっています。

また、年式や走行距離に制限の少ない新興国市場からの需要増加により、人気車種に限らず、国内ではやや不人気とされる車種にも買い付けが広がっています。その結果、幅広い車種で買取価格が上昇しています。

今後、さらに円安が進行した場合、日本車の高い信頼性に加えて「価格の割安感」が強まり、特に競争の激しい新興国市場を中心に需要が一層拡大する可能性があります。このような輸出業者の活発な動きは、引き続き国内の買取価格を押し上げる要因となるでしょう。

一方で、中古車の輸出増加によって国内流通量が減少すれば、需要に対して供給が追いつかず、中古車販売店が高値での仕入れを行う傾向も見られます。そのため、買取価格の高止まりが続く可能性があります。

ただし、こうした相場上昇の影響により「新車のほうが割安」となるケースも一部発生しており、買い替え前提で車を手放す方は、次の車種の選定も重要になりそうです。

中古車買取の動向
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22939/246/22939-246-54deb5753d3ca2749cdfcc45bd1cc269-811x478.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※過去2年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取・下取り統計データをもとに算出

車選びドットコムの過去5年間のデータ分析によると、9月から10月にかけて中古車の買取価格は最高値を更新しました。この高値傾向は、今後もしばらく続く見通しです。

主な要因は、中古車市場における「5年落ち車両」の供給不足です。現在の5年落ち車両は、新型コロナウイルスの影響で新車の製造・販売が大幅に減少した2020年登録車が中心であり、2021年・2022年にかけても新車登録台数が落ち込んだことで、今後2~3年は国内で同年式の車両が不足すると見られます。さらに海外市場からの需要が重なることで、供給不足が一層深刻化すると予測されます。

この「年落ち」は今後もスライドしていくため、2年後には7年落ち車両の供給不足も顕在化する見込みです。すでに一部の高年式車が海外に輸出されていることから、市場全体で流通台数の減少が避けられず、中古車の買取価格は引き続き上昇基調となる可能性があります。

ただし、トヨタ アルファード/ヴェルファイアなど一部の人気車種はすでに価格が高止まりしており、今後の上昇余地は限定的と考えられます。一方で、軽自動車のトールワゴンやセダン、トラック/バンなどは海外需要が高まっており、高年式車であればスーパーハイトワゴンよりも高値での買取が期待されます。

例年の傾向から見ても、買取相場は年末商戦に向けて買取需要が高まる10月~11月にピークを迎え、その後は一時的に落ち着くことが予想されます。市場の動向を踏まえると、年式が変わる前のタイミングでの売却を検討することが有効と考えられます。
ボディタイプ別の中古車買取ランキング
車選びドットコムの最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。

国産車ボディタイプ別買取ランキング
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/22939/table/246_1_616b9aefd3a6d46f2fb430f62f4c4661.jpg?v=202511010117 ]
国産車ボディタイプ別買取ランキングは、1位の軽自動車から5位のセダン/ハードトップまで前月と同様の結果となりました。変動率では減少しているように見える1位の軽自動車と2位のミニバン/ワンボックスですが、全体の買取台数は増加しています。また、SUV/クロカンは多くのユーザーが乗り換え時期を迎えていることが、今回の結果にも表れています。
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/22939/table/246_2_d26a79f10fbd6254bed90650e3803206.jpg?v=202511010117 ]
輸入車ボディタイプ別買取ランキングでも、SUV/クロカンが前月に続いて1位になりました。2位にはコンパクト/ハッチバック、3位のセダン/ハードトップが変わらずで、クーペとステーションワゴンが入れ替わり、クーペが4位、ステーションワゴンが5位となっています。こちらも全体の合計台数では、前月よりも増えています。

中古車の無料査定サイト「車選びドットコム買取」について
「車選びドットコム買取」のWebサイトでは、中古車の買取に関する情報を発信しており、車の買取相場や実際に査定を行ったユーザーの口コミなど、車を売却する際に参考となる情報をお届けしています。
ユーザーが選ぶ買取業者おすすめランキング、車売却時の困りごとを解決するノウハウ記事も掲載中です。
サービスURL:https://www.kurumaerabi.com/kaitori/
会社概要
【株式会社ファブリカホールディングス】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:東京都港区赤坂1−11-30 赤坂1丁目センタービル 9F
設立:1994年11月
上場:東証スタンダード市場(コード番号:4193)
コーポレートサイト:https://www.fabrica-hd.co.jp/
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
事業内容:業務支援システム開発・販売事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング支援事業、自動車修理・レンタカー事業
出資比率:株式会社ファブリカホールディングス100%
コーポレートサイト:https://www.fabrica-com.co.jp/

<本件のリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報担当
TEL:03-5544-9209
E-mail: press@fabrica-com.co.jp

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