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バルトパビリオン、大阪・関西万博で「World Expolympics Award 2025」を含む3つの賞を受賞

update:
EXPO 2025 大阪・関西万博バルトパビリオン
自然・文化・革新技術を融合した体験型展示が、来場者と専門家から高評価



2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)に出展したバルトパビリオン(ラトビア・リトアニア共同出展)は、自然・文化・革新技術を融合した体験型展示により、来場者約90万人を迎えるとともに、体験デザインの卓越性を表彰する権威ある国際的なデザイン賞「ワールド・エキスポオリンピック・アワード」をはじめ、複数の賞を受賞しました。

パビリオン全体のコンセプトは、ラトビアを主導国として制作され、ラトビアの団体「Kettler」が中心となり、6社のラトビア企業の協力で実現されました。一方、受賞対象となったマスコットとユニフォームは、リトアニアの2社のパートナーによって制作され、両国の協働はバルト諸国の団結の象徴となっています。革新性と没入感あふれる展示は、国際的な専門家や来場者から高く評価され、バルト地域の自然・文化・技術の魅力を世界に発信しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155667/10/155667-10-e251b58b8ede2db45507f2c4c6b1cd82-2000x1333.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ワールド・エキスポオリンピック 2025 (World Expolympics Award 2025):
ワールド・エキスポオリンピック・アワードは、The Experiential Design Authority(TEDA) が主催し、デザイン、テクノロジー、文化的ストーリーテリングの分野で新たな基準を打ち立てたパビリオンを表彰する国際的な賞です。
このたびバルトパビリオンは、大阪万博の来場者と専門家による投票に基づき選ばれるピープルズ・チョイス・アワードと、ベストマスコットを評価するベスト・パビリオン・マスコット・アワードにて、受賞しました。

- ピープルズ・チョイス・アワード(People's Choice Award)
専門家と大阪万博来場者の双方による投票で決定されるPeople’s Choice Awardにおいて、バルトパビリオンは2位に輝き、万博期間中に多くの来場者から高い評価を受け、注目を集めたパビリオンの一つであったことを示しました。
この受賞は、革新的なデザイン、サステナブルな取り組み、そして 「We Are One」 という理念を体現した展示が、世界中の人々の共感を呼んだ結果です。パビリオン全体の穏やかさと平和の雰囲気や、自然との深い繋がりを感じさせるコンテンツが来場者から高く評価されました。特に、「Kizuna(絆)」 と名付けられたインタラクティブガラスの壁は、触れるとメッセージが浮かび上がる体験型展示として注目を集めました。また、デジタル植樹体験「森を植える」は、40万本以上の実際の植樹につながり、来場者に大きな反響を呼びました。
- ベスト・パビリオン・マスコット・アワード (Best Pavillion Mascot)
バルトパビリオンの公式マスコットは、森のきのこをモチーフにした親しみやすいキャラクター「バラビちゃん」。フレンドリーな表情が印象的なポルチーニモチーフの「バラビちゃん」は、バルトの森の豊かな生命力を象徴するとともに、地下で木々をつなぐ菌糸ネットワーク(“Wood Wide Web”)のように、世界中の人々を結ぶ“つながり”の象徴としています。そのユニークなデザインと「Go, Team Baltics!」という親しみやすいメッセージ性が高く評価され、第5位を受賞しました。

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EXHIBITOR Magazine's World Expo Awards:
EXHIBITOR誌の「World Expo Awards」は、世界中の展示会や博覧会のパビリオン・展示デザインを対象とした国際的な賞です。創造性や革新性、技術力、文化的表現など、多角的な観点から優れた展示を評価します。約40年の歴史を持つ世界で最も権威ある展示デザインコンペの万博アワードにおいて、バルトパビリオンはベスト・ユニフォーム・アワードを受賞しました。

- ベスト・ユニフォーム・アワード (Best Uniforms Award)
バルトパビリオンのスタッフユニフォームは、100%天然リネンを使用し、ラトビアとリトアニアの文化遺産と現代的な実用性を融合させたハンドメイドデザインが特徴です。天然素材を使用したサステナブルな設計、スタッフの快適性、そしてパビリオンのテーマを反映したナチュラルで洗練されたデザイン性が高く評価され、審査員から第1位を受賞しました。デザインはパンツ、ショーツ、スカート、ベスト、長袖シャツ、Tシャツなどから自由に組み合わせられるカプセルワードローブ形式になっており、スタッフ一人ひとりが自分のスタイルに合わせて着用できるよう工夫されています。ユニフォームの象徴であるナチュラルリネンのエプロンには、パビリオンのロゴ「We Are One」がグリーンであしらわれ、バルト地域の一体感を表現しています。さらに、このユニフォームを着用したスタッフによるプロフェッショナルで温かいおもてなしも来場者から絶賛され、パビリオン全体の魅力をさらに引き立てました。

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『ナメイス賞2024』受賞 - ラトビア・リトアニアの協力体制が国際的に評価
ヴィリニュスで毎年開催されるナメイス賞の授賞式において、大阪・関西万博に出展したバルトパビリオンが「2024年に最も成功したラトビア・リトアニアの海外協力プロジェクト」として表彰されました。
ナメイス賞は15年間にわたり、リトアニアのラトビア商工会議所がリトアニア大使館およびラトビア商工会議所と共同で主催し、ラトビアとリトアニアの経済関係の強化における優れた功績を称える国際的な賞です。
今回の受賞は、バルトパビリオンが二国間協力の旗艦プロジェクトとして、その目的を高いレベルで達成したことを示すものであり、ここ日本でバルトの物語を世界と共有できる貴重な機会となったことを象徴しています。

ラトビアコミッショナージェネラルのラースマ・リーダカのコメント
「ラトビアは、大阪・関西万博に参加し、日本の皆さまとこの忘れがたい体験を共有できたことに深く感謝しています。温かく迎えていただき、ラトビアへの関心を直接感じられたことは大きな喜びでした。多くの来場者にとって、バルトパビリオンが穏やかな時間を過ごし、感動を体験できる場所となり、自然とのつながりを感じられるお気に入りの場所となったと聞き、特に嬉しく思います。自国の文化や伝統、技術革新を紹介できたことを誇りに感じるとともに、日本の来場者の熱意に心から感謝しています。ラトビアと日本は、強固な外交関係と拡大する経済協力を基盤に長年の友好関係を築いてきました。万博への参加は、相互理解を深め、ITやスマート素材・技術、オーガニック食品、スマートエネルギー、観光などの分野で協力を拡大する貴重な機会となりました。今回の経験を、両国の持続的なパートナーシップを築き、結びつきをさらに強化するためのきわめて重要な機会と位置付けています。」


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<バルトパビリオンについて>
バルトパビリオンは、ラトビアを主導国とするリトアニアとの共同プロジェクトとして、来場者にバルト地域の自然・文化・伝統・技術に触れる体験を提供しています。中心コンセプトは 「We Are One」。地球の一部として生きる私たち一人ひとりのつながりと責任を伝え、パビリオンの目玉であるインタラクティブガラス壁「Kizuna(絆)」は、来場者が自由にメッセージを残せる体験型インスタレーションで、自然や人とのつながりを象徴しています。さらに、約300種類のバルトの草花を展示する「自然の薬箱」や、デジタル植樹体験による40万本以上の植樹など、五感で楽しめる展示が豊富に揃っています。来場者は、バルトの豊かな自然や伝統文化に触れながら、現代の革新的技術との融合を体感することができ、バルトパビリオンは、展示・体験・ストーリーテリングが一体となった体験型パビリオンです。

<伝統の根が、革新の種を育む場所であるラトビアについて>
バルト海沿岸に位置するラトビアは、手つかずの自然と息づく伝統、そして未来を見据えたイノベーションが共存する国です。国土の半分以上を森林が占め、透明度の高い湖や広大な砂浜が広がるその風景は、訪れる人々に深い癒しとインスピレーションを与えます。
自然と調和して生きてきたラトビアの人々は、季節の移ろいを祝う多くの伝統を受け継いできました。その象徴が、ユネスコ無形文化遺産に登録された「ラトビア歌と踊りの祭典」。5年に一度開催されるこの祭典には何千人もの歌手やダンサーが集い、国民の結束と誇りを力強く表現します。
首都リガは、ヨーロッパでも有数のアール・ヌーヴォー建築の街。800棟を超える建築群は、芸術と歴史の魅力を今に伝え、世界中の建築ファンを魅了しています。

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