分厚い仕様書や定期報告書、マニュアルなどのドキュメントを効率的に作成、メンテナンスすることができるcrossnoteが ver 3.0.1にバージョンアップし、MCP(Model Context Protocol)サーバー機能を実装いたしました。
crossnoteは複数人でドキュメントを効率的に作成・メンテナンスするための仕組みです。WikiやMarkdownなどと異なり、Wordと同様な「見たまま」の操作性を実現しています。
MCP(Model Context Protocol)は、AIとシステムを連携させるためのオープンソースの規格で、世界的にデファクト・スタンダートとなりつつあります。今回のバージョンアップによりcrossnoteはこのMCPのサーバー機能として動作できるようになり、様々なAIエージェントから直接crossnoteの機能を操作できるようになりました。
どのように使うかはお客様のアイデア次第です。例えば製造業において仕様書をメンテナンスするシチュエーションにおいて、AIを使ってこのようなことを実現してみたらどうでしょうか?
【仕様書検索・履歴管理系での活用例】
- 設計変更履歴を時系列で自動整理・表示- 類似製品の仕様書から設計パラメータを比較検索
- 特定の材料・部品を使用している製品仕様を一括抽出
- 過去の不具合対応で参照した仕様書を自動リンク
【設計変更・バージョン管理系】
- 仕様変更による影響範囲を関連文書から自動特定- 設計変更理由と対応履歴をAIが要約・整理
- バージョン間の差分を自動抽出してレポート生成
- 変更承認プロセスの進捗状況を複数案件で一括管理
- 過去の類似変更事例から承認期間を予測
【品質・不具合対応系】
- 不具合報告から関連する仕様書の問題箇所を特定- 品質問題の再発防止策を過去事例から自動提案
- 検査基準の変更履歴と品質データの相関分析
- 顧客クレーム情報と仕様書の関連性を自動分析
- 品質監査で指摘された項目の改善進捗を追跡
【法規制・規格対応系】
- 新しい安全規格に対する既存仕様書の適合性チェック- 法規制変更による必要な仕様変更箇所を自動特定
- 国際規格の更新情報と自社仕様書の差分分析
- 認証取得に必要な仕様書の要件チェックリスト生成
- 輸出規制対象部品を含む製品仕様の自動抽出
【コスト・調達管理系】
- 材料価格変動による製品コストへの影響を自動算出- 代替部品採用時の仕様変更ポイントを過去事例から抽出
- サプライヤー変更に伴う仕様書の更新箇所を特定
- 原価低減提案と仕様変更の実現性を過去データで評価
- 調達困難部品の代替案を仕様要件から自動検索
などなど、様々な使い方が考えられるでしょう。
■crossnoteの導入実績
以下のような業種のお客様がご利用になられています。- 自動車メーカー
- 製薬企業 / CRO(医薬品開発受託機関)
- 半導体メーカー
- 生命保険会社 / 資産運用会社
- 大手飲料メーカー
■私たちはお客様の声を製品に反映していきます
crossnoteはお客様の声で作られています。ドキュメンテーションでお悩みの方は、ぜひご相談ください。■ crossnoteについての詳細は当社ホームページをご参照ください。
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