牛丼チェーンの松屋は、7月1日から始まったプラスチック製買物用レジ袋の有料化制度の実施に伴い、植物原料由来の環境に配慮したバイオマスプラスチックレジ袋を導入。全国の松屋フーズグループの店舗で、レジ袋の無料提供を継続すると発表しました。
松屋では以前、お弁当用のレジ袋に石油由来を原料とした袋を使用していましたが、2019年9月から環境に配慮した植物原料由来のバイオマスプラスチック配合のレジ袋への切替えを実施。現在、全国の松屋フーズグループ1197店舗(2020年6月末)で、導入が完了しています。
プラスチック製買物袋の有料化制度では、バイオマスの配合率が25%以上のレジ袋は、製品を焼却処分する際に排出されるCO2総量を変えない素材であるため、地球温暖化対策に寄与することから、有料化の対象外となっています。
そのため松屋は、このバイオマスプラスチックレジ袋を導入したことにより、お客さんからレジ袋の代金をもらうことなく、商品を提供することが可能にしています。
松屋は「『みんなの食卓でありたい』を目指し、食の安全安心にこだわった商品開発に努め、『食のインフラ』としての役割を果たせるよう、これからもさらなるサービス向上に励んで参ります」とコメントしています。
情報提供:株式会社松屋フーズホールディングス
(佐藤圭亮)