2015年2月に3rdシーズンに突入したミュージカル『テニスの王子様』(通称、テニミュ)が、日本青年館大ホールの3月22日13時公演で、累計動員数200万人を突破したことが発表された。
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本作は週刊少年ジャンプで連載されていたマンガ『テニスの王子様』を舞台化したミュージカル。2003年に始動し通算1,200回以上公演されている。
出演キャストは舞台経験の有無に関わらず全てオーディションで選出され、公演を重ねるごとに成長をしていくキャストは、試合を重ねて成長していく原作の登場人物そのもの。彼らによって繰り広げられる迫力満点の試合や演技は、テニミュならでは“熱”として大きな魅力となっている。
現在公演中の3rdシーズンは、日本青年館 大ホールでの東京公演を3月30日まで行い、福岡、仙台、愛知、大阪と公演し、再び東京に戻ってくる。チケットは5,800円(全席指定/税込)で、3月30日の東京公演は毎公演、当日券が用意されている。
なお、今回の累計動員数200万人突破について、原作者の許斐剛さん及び歴代出演者からコメントが発表されている。コメント全文は以下の通り。
▼『テニスの王子様』原作者 許斐 剛さん
ミュージカル『テニスの王子様』累計動員数200万人突破おめでとうございます。
1stシーズン、2ndシーズンの11年間で、こんなにもたくさんの方に観ていただき、
またテニミュを応援してくださっていることに私も大変うれしく思っています。
そして今年は3rdシーズンが開幕し、先日の台湾と香港での公演でも多くのお客様に喜んでいただいたと聞いています。ますます多くの方と感動を共有できることに期待しています。これからも原作とともに常に全力で走りつづけるテニミュの応援をよろしくお願いいたします。
▼1stシーズン 初代 青学 不二周助役 Kimeruさん
テニミュ祝☆200万人突破!これも支えてくださったファンの皆さん、多くのスタッフさん、そして、気持ちを受け継いでリレーしてきてくれたキャストのみんなのおかげです。本当に ありがとうございます!たくさんの方に感謝。自分の思い入れのある作品が続いているのはとても嬉しいです。
一番最初のテニミュ公演の初日は半分もお客さん入っていませんでした。漫画・アニメが舞台化するのが珍しかったあの時代「イメージ崩さないで!」「なんで主題歌を歌ってる だけで不二くんやるの?」など逆風もたくさんあるなかで闘っていたし、柳 浩太郎の事故のこと、自分にとっては初舞台&歌手デビューのきっかけになった思い入れのある作品が、 ドリライ・運動会・海外公演までやっている今の状況、こんなに皆さんに愛されていることが本当に嬉しいです。
これからも皆さんと一緒に応援させていただきたいと思っています!
▼1stシーズン 六角 佐伯虎次郎役 伊礼彼方さん
僕の演劇人生が始まったのはこの作品で、この作品を通して演劇の素晴らしさを教わりました。右も左もわからない自分に舞台の立ち方を教えて下さった制作スタッフ、そして必死に舞台を駆け回る自分を温かく見守って下さったお客様に心から感謝しております。
当初、誰がここまで大きくなると予想出来たでしょうか。次は世界。テニミュの今後の成長も見守っていきたいと思います。参加できた事を誇りに思います。
この作品を愛する全ての人が笑顔でありますように。
▼2ndシーズン 青学6代目 手塚国光役 和田琢磨さん
観客累計動員数200万人突破おめでとうございます。
2ndシーズンから3rdシーズンへと移ってもなお、多くの方にテニミュという作品が愛されていることを、いちキャストとして誇りに思います。僕たち青学6代目メンバーは今でも時間があえば集まり、一緒に食事をしたり、お互いのことを気にかけ合う仲です。それほど青春学園で過ごした時間は濃密なものであり、他では得難い絆を結ぶきっかけとなりました。これからもキャスト同士、そしてファンの皆様とキャストを結ぶ素敵な作品であり続けることを 心から願っています。これからも油断せずにいこう。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会