「風邪をひいたらネギを首にまけば治る」という昔ながらの民間療法。今ではさすがに実践する人は滅多にいませんが、それがマフラーだったら?Twitterユーザーのすぎやまかふんさんが、自分で編んだユニークな長ネギマフラーを公開しています。

 元々、食べ物がモチーフになったグッズが好きだという、すぎやまかふんさん。そのため食べ物がモチーフになったものを編みたいなぁ……と考えていたのだとか。そこで民間療法の1つに「長ネギを首に巻く」というものがあることを思いだし、「マフラーにしたら、ちょうど良いのでは?」と考えたとのこと。

 そして、9月19日に「風邪をひいたらこれを巻いて安静にします」というコメントと共に写真付きで紹介したのが、今回の長ネギのマフラーでした。巻いている姿も紹介されていますが、マフラーになっただけでなんだかオシャレ!これはいいものだ……!

長ネギのマフラー

 完成までに3日かかったという長ネギのマフラー。今までは編み図を見ながら作っていたそう。ただ、当たり前ですが長ネギのマフラーの編み図はどこにも無かったため、作る時は本物の写真を見ながら自分で目数などを考え、長ネギに見えるように編むのが大変だったとのことです。

 さらに白と緑だけでもネギには見えるものの、間に黄緑を入れてグラデーションを付けることで、よりリアルに見えるようにしているそうです。たしかに、黄緑の部分があった方が本物っぽく見えます。

 しかし、そんな力作の長ネギのマフラーでも完成してみると、いろいろ改善点が見えてくるそうで、安物のアクリル毛糸を使ってしまったため、マフラーとしては硬めの仕上がりになってしまい、「もっと柔らかい糸を使えば、より良かった」と反省していました。

 ちなみに長ネギ以外の候補にウナギがあったそうです。ウナギを首に巻くのも夢があり、最後まで迷ったとのこと。これはもしかしたら次回作?期待したいですね。

<記事化協力>
すぎやまかふんさん(@nakamuraques)

(佐藤圭亮)