小山愛子さんの人気漫画「舞妓さんちのまかないさん」がドラマ化。是枝裕和監督が手がけ、2022年にNetflix作品として配信されます。

 主人公・キヨを演じる森七菜さんの他、松坂慶子さんや橋本愛さん、松岡茉優さんや常盤貴子さんなど、豪華な顔ぶれが脇を固めます。

 原作の「舞妓さんちのまかないさん」は2016年から週刊少年サンデーで連載中の作品。2021年10月からはアニメの放送も地上波で行われています。

原作の「舞妓さんちのまかないさん」は2016年から連載中

 物語は京都の花街が舞台。舞妓さん達が共同で生活をしている屋形でご飯を作る「まかないさん」となったキヨが、青森から一緒にやってきた親友で舞妓のすみれと花街で暮らしていく日常を、きらびやかな芸舞妓の世界と美味しいご飯を通して綴るストーリーです。

 そんな作品を是枝監督が総合演出や監督、さらには脚本も担当して、全9話のNetflixシリーズとしてドラマ化します。「女優たちが醸し出すアンサンブルの妙が、この作品の最大の魅力」と話し、まだ撮影が残っているものの完成を楽しみにしているとのこと。

是枝監督

 また、企画には「告白」や「君の名は。」なども手掛けた映画プロデューサーの川村元気さんが参加。各エピソードの演出を、津野愛さんや奥山大史さん、佐藤快磨さんなど、次世代を担う注目の監督が担当しています。

 その他にも、キヨの親友で舞妓として「百年にひとりの逸材」と将来を期待されるすみれを出口夏希さんが、屋形の女将さんの高校生の娘・涼子を蒔田彩珠さんが演じます。

森七菜さんの他、松坂慶子さんや橋本愛さん、松岡茉優さんや常盤貴子さんなど、豪華な顔ぶれ

 キヨを演じる森七菜さんは「美しい京都の街並みと、見惚れてしまうような舞と、ときめく京都弁と、いつものご飯、屋形に響く笑い声。どこを切り取っても煌めく空間は、本物の時間をお届けできると思います」と自信をのぞかせ、「一緒に楽しんでいただければ」とコメント。

 さらに制作風景を見学したという原作者の小山愛子さんは「強烈でした」と語り、「いち視聴者として、この世界にどっぷり浸かれる幸せを噛み締めようと思います」とコメントしています。

(c)藤井保 (c)小山愛子・小学館/ STORY
情報提供:STORY株式会社、株式会社分福