「おいしいよ!」「料理上手だね!」

 家族や知人に手料理を振る舞った際、このように褒められてうれしく感じない人はいないはず。そんな褒め言葉の中でも、最上級とも呼べるほどの称賛を、5歳児の男の子が母へと贈っています。

夕飯のとき、5歳長男に刺さるおかずをつくると「シェフをよんでくれ!」と言われ「私です」と答えると「きみかね!おいしいごはんをありがとう」と握手を求められるの、かわいい。だいたい週2くらいある。

 喜びの絵文字を交えて、このエピソードを披露したのは、ツイッターユーザーの菅原さくらさん(@sakura011626)。高級レストランでの出来事のような、とても大人びたやり取りですよね。投稿されたのは文章のみですが、光景を想像すると、ちょっとクスッとしてしまいます。

 長男くんがこのような行動をしはじめたのは、1年くらい前から。菅原さんの夫が、菅原さんが作る料理に対して、絶賛の言葉を口にする事があったそうです。それを間近でみていた長男くん。褒めると喜ばれることを知ったのか、気づけばまねするようになっていました。

 菅原さん宅では他にも、毎晩の食事の際に乾杯の音頭を取るなどの恒例行事もあるとのこと。何とも明るい食卓ですね。

 それにしても「週2くらい」とは結構な頻度。長男くんは食べる事が大好きで、小さい頃から好き嫌いはほとんどないのだとか。

 ちなみに、この日のメニューは「ゆで豚+サラダ菜、揚げなす、さつまいもの甘煮、かに玉、ピクルス、白菜と納豆の味噌汁」と、大人が好みそうな料理ばかり。これらを喜んで食べてくれるとは……何ともうらやましい、と思ったママパパも多いのではないのでしょうか。

 心温まる食事の風景には、なんと16万件もの「いいね」が付き、「とてもかわいいやり取りに、胸が熱くなりました」「想像してキュンキュンしました」と息子さんの対応に多くの方が心をときめかせた模様。

 「今回思いがけずバズったことで、毎日のようにこういう言葉をもらっている今はとても貴重なんだなというか、なにげない日常をもっと噛みしめていきたいなと、改めて思いました」

 大きな反響に対して、このように感想を述べた菅原さん。先日6歳になった長男さんは、これからもお父さんとお母さんの背中を見て、素敵に育っていくことでしょう。

<記事化協力>
菅原さくらさん(@sakura011626)

(山口弘剛)