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今最も話題の漫画『私の少年』1巻発売するも店頭即品薄に 発売半月で4刷決定

双葉社・月刊アクションにて好評連載中の『私の少年』が12歳の美少年と彼氏がいない30歳のOLとの心温まる交流を描いており「主人公になりたい」という声が方々から多数上がっています。

『私の少年』は高野ひと深さんの作品。繊細で美しいタッチの絵柄で多くの女性ファンならず男性ファンまでも魅了しているようです。

  • 【関連:野原ひろし主人公のグルメマンガ『野原ひろし 昼メシの流儀』(双葉社)】

    物語は主人公のOL・多和田聡子が自室で美少年を膝枕しているところから始まり、出会ったときまで遡って回想していきます。
    毎朝出勤途中のバス停からリフティングが下手な小学生を見かけていた聡子。聡子には大学時代の元彼が同じ会社に就職しておりさらに上司という微妙な環境。そんな中、会社帰りに件の少年と公園で会話を交わすようになり、ひょんなことからリフティングを教えるようになります。

    少年の名前は早見真修。肩につかないくらいに伸びた髪の毛が一見美少女に見えるほどの透明感ある美少年で、仕事の忙しい父と2歳年下の弟との3人暮らしです。

    次第に真修は聡子と心を通わせるようになっていきます。1巻には遠方で行われるサッカーの練習試合先に車で送迎したり一緒に回転寿司に行くシーンなど見逃せないエピソードが多く収録されており、1巻の終わり近くでは真修が聡子の腕をぐっと掴むシーンがあり、そこでは今は美少年でしかない彼がこれから大人の男性になっていくだろう力強さを感じさせ思わずドキッとしてしまいます。

    あとがき漫画では作者の高野さんと2人の担当編集者とのやりとりが掲載されており、3人で自分の好きなタイプの少年を車に乗せて運転するというシーンを想像するという試みでは、それぞれが映画『妖怪大戦争』の神木隆之介さん、映画『誰も知らない』の時の柳楽優弥さん、『ベニスに死す』のビョルン・アンドレセンを挙げており、作品への情念の矛先が間違っていないことを感じさせます。

    6月11日に第1巻が発売されたばかりですが、店頭は品薄状態。またネットの口コミでの話題もあり発売わずか9日で重版出来決定。それだけではたりず29日には4刷も発表されています。
    なお、本作は重版待たずしも電子書籍版が配信されています……とはいえ、ファンならやはり単行本として手元に置いておきたいですよね。 美少年に癒やされたい人やこの物語の行く先を見守りたい人はぜひ手に取ってみてくださいね。

    漫画『私の少年』が話題 第1巻はわずか9日で重版出来!

    ※画像は『私の少年』特設サイトのスクリーンショットです。

    (文:貴崎ダリア)

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