「青虫さん付けて欲しい」。ズボンを引っ掛けて破いてしまった、ツイッターユーザー・ぺとさんの6歳になる娘さんは、穴の補修にこのようなリクエストを出しました。

 要望を聞いたぺとさんは早速、刺繍糸で青虫を縫い始めます。そうして出来上がったのは……一瞬ホンモノ?と見間違えるほどにリアルな青虫。よく見れば大きな目が付いているのですが、初見だと思わずドキッとしてしまいます。

 普段から生き物全般が大好きだという娘さん。「青虫」のリクエストも、こうした好きが高じたものであるようで、ギリギリまで「ウーパールーパー」にするか迷っていた、というほど。

 そんな娘さんですから、この青虫の刺繍を見ると、びっくりするどころか跳ねて大喜びしていたとのこと。すぐさま「履いてみてもいい?」とたずね、実際に着てみると「きゃ~かわいい!」と、一瞬でお気に入りになったようです。

 ぺとさんは日常的に刺繍はしていませんでしたが、趣味でイラストを描いたり、お菓子を作ったりするなど、思い立ったら「適当に作ってみる」ことが多いといいます。今回の青虫についても、刺繍糸を用意して取り組んだわけではなく「家にあった刺繍糸で作りました」とのことでした。

穴が開いていたズボン

青虫がくっつきました

 ぺとさんが作った青虫の刺繍には、8万件を超える「いいね」がつき、返信欄には「本物かと思った!」「つい拡大して見てしまいました!」と驚きのコメントが続々と寄せられています。

 青虫によって穴はきれいにふさがれ、再び履けるようになった娘さんのズボン。もしも違う箇所を破いてしまうようなことがあれば、次はウーパールーパーが増えるかもしれませんね。

<記事化協力>
ぺとさん(@petopetoaomushi)

(山口弘剛)