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花火が躍動する「火の鳥」写真家 長瀬正太さん銀座で個展「漫画×写真=火の鳥」開催

 夜空を彩る花火。花開いていくその光の軌跡を躍動感あふれる「火の鳥」として表現する写真家、長瀬正太さんが個展「漫画×写真=火の鳥」を東京・銀座で開催します。

 2022年7月15日から始まる個展を前に、長瀬さんがコメントを寄せてくれました。

  •  打ち上げ花火が開き、夜空に広がっていく光の軌跡が華麗に姿を変える、長瀬正太さんの「火の鳥」写真。長時間露光中のカメラを動かすことで、通常なら放射状に広がっていく「星(打ち上げ花火に仕込まれた光を放つ火薬の粒)」が流れ、あたかも炎の鳥が舞っているような幻想的な光景が現れます。

     幼い頃に読んだ手塚治虫のライフワーク作品「火の鳥」シリーズがイメージとしてあった、と語る長瀬さん。この道10年以上のプロ写真家ではありますが、この「火の鳥」に関しては毎回思い通りに撮影できるというわけではなく、仕上がりを見ないと分からないという「一期一会」の作品です。

     これまで国内だけでなく、海外の展覧会で多くの人々を魅了してきた「火の鳥」ですが、東京では2回目となる個展を開催することになりました。会場は銀座1丁目にある、富士フォトギャラリー銀座です。

     個展では1.2m×1.8mというメイン作品を中心に、ほかはA1判(594mm×841mm)近くという大きなサイズで計10点を厳選して展示。大サイズということもあり、夜空に舞う花火の軌跡が目の前いっぱいに広がります。

     長瀬さんは「やりたいです!と言ってすぐに個展ができる会場ではありませんし、今回の機会もたくさんの方々から応援していただいたお陰で実現したと思っております。だからこそ、全身全霊をもって今までの火の鳥写真の集大成を皆さんにご覧になっていただけたらと考えております」とのコメントを寄せてくれました。

     なお「今回のメイン作品ですが、実は作品を所蔵するオーナー様のご厚意で展示させていただける運びになりました。1人でも多くの方に見ていただけたら、本当に嬉しいです」とのこと。貴重な作品を身の丈ほどという大迫力のサイズで目にできる機会になりそうです。

     長瀬正太さんの個展「漫画×写真=火の鳥」は、東京の富士フォトギャラリー銀座(中央区銀座1丁目2-4 サクセス銀座ファーストビル4F)スペース3にて2022年7月15日~7月21日の会期で開催されます。ギャラリーの開場時間は平日10時30分~19時、土日祝11時~17時(最終日14時閉場)。会期中は毎日長瀬さんが在廊する予定となっており、作品についてのお話も聞けそうです。

    <記事化協力>
    長瀬正太さん(@syouta0002)

    (咲村珠樹)

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