新型加熱式たばこ「IQOS ILUMA i シリーズ」の発売にあわせてメディアツアーが、3月18日にIQOSストア銀座店で開催されました。

 発売日の3月13日に行われた「新製品発表会」では紹介されなかった、オリジナルスイーツやドリンクなどの情報を解禁。試食会も行われました。

 メディアツアーには「IQOS」を展開しているフィリップ モリス ジャパン合同会社のダニエル・セヴシックさん(ポートフォリオ ・マネージャー)、ショーン・チェンさん(ブランドリテール・マネージャー)、エリック・游さん(コンシューマーPR)が登場。

 最初にエリックさんが「IQOS イルマ i シリーズ」の概要を紹介しました。

 今回発売されたのは、「IQOS イルマ i プライム(税込9980円)」、「IQOS イルマ i(税込6980円)」、「IQOS イルマ i ワン(税込3980円)」の3機種。括弧内の金額はメーカー希望小売価格です。

エリックさんが「IQOS イルマ i シリーズ」の概要を紹介

 既に販売されている場所は、IQOSストアやIQOSオンラインストア、IQOS LINE公式アカウントやIQOSショップ、IQOSコーナーなど。4月16日からは、全国のコンビニエンスストアや一部のたばこ取扱店でも販売されるとのこと。

■ ユーザーの声を反映させた新機能

 続いてダニエルさんが新製品の特徴について説明。

「IQOS イルマ i プライム」と「IQOS イルマ i」には、タッチスクリーンが搭載されています。LEDの点灯パターンによって、残りの使用本数や使用時間を確認することが可能。

ダニエルさんが新製品の特長について説明

 さらに最大8分間一時停止できるポーズモードも。最初の3分間もしくは8口(パフ)以内であればポーズモードを起動できます。

タッチスクリーン上部に2本の縦線が表示されていたらポーズモードが起動できる状態

 タッチスクリーン上部に2本の縦線が表示されていたらポーズモードが起動できる状態で、下にスワイプすると起動、上にスワイプすると再開して使用できます。

 最後は3機種に搭載された新機能の「フレックスパフ」と「フレックスバッテリー」。

3機種に搭載された新機能の「フレックスパフ」と「フレックスバッテリー」

 吸い始めるとリング状のLEDが反時計回りに減っていき(タッチスクリーンが搭載されている「IQOS イルマ i プライム」と「IQOS イルマ i」のみ)、自動的に吸い方を分析します。そして、あとどれくらい吸えるのかをシステム側が設定。

 初期設定では14口(パフ)ですが、使用開始から6分間の中で最大4口(パフ)まで追加されます。

 IQOSアプリを使用してホルダーのバッテリー設定を変えることができる「フレックスバッテリー」には2つのモードがあり、1つは「パフォーマンスモード」。これはポーズモードを使用しない場合、最大3本連続で使用できるようになります。ただし、ポーズモードを使用した場合は2本連続。「エコモード」は1本のみ使用可能になり、デバイスの寿命を長く保つことができます。

 ダニエルさんによると、IQOSユーザーから「1本1本をもっと楽しみたい」「必要な情報が、パッと見てすぐ分かるようにしてほしい」などの声が多くあり、ニーズにこたえるべくタッチスクリーンやポーズモードを開発したそうです。

ユーザーからも特にポーズモードは好評で、「これを待っていました!」などの声を数多くもらっている

 実際ユーザーからは好評で、特にポーズモードは「これを待っていました!」などの声を数多くもらっているといいます。

 発売当日、銀座店にいたというショーンさんは、開店前にもかかわらず60名ほどの人が店舗の前に並んでいたエピソードを紹介。さらに開店後もMAXで100名ほどの行列ができたそうです。どのユーザーも、新機能を喜んでいたそうです。

■ 豪華なオリジナルスイーツやフィンガーフードを提供

 続けてショーンさんは3月13日より全国7店舗のIQOSストアで展開している、「IQOS イルマ i シリーズ」仕様のディスプレイについて紹介。お客さんに新製品の特徴を分かりやすく伝えるために、真ん中に大きなタッチスクリーンをイメージしたディスプレイを設置したそうです。

ショーンさんは「IQOS イルマ i シリーズ」仕様のディスプレイについて紹介

お客さんに新製品の特長を分かりやすく伝えるために、真ん中に大きなタッチスクリーンを設置

 ディスプレイの紹介が終わると、IQOSオリジナルスイーツやドリンクの紹介もありました。全国6店舗のIQOSストア(札幌、銀座、梅田、心斎橋、広島、福岡)で、IQOSPHEREの会員と20歳以上の喫煙者の同伴者に期間限定で提供されます。

 3月13日~31日まで提供されるのが「ガーネットレッド」セット。「ストロベリープチケーキ」は、食べた瞬間にイチゴの風味が口の中に広がり、爽やかな感じがしました。ドリンクの「ガーネットクランベリー」も、ベリーの爽やかな酸味とスッキリとした後味が印象的で非常に飲みやすかったです。

3月13日~31日まで提供されるのが「ガーネットレッド」セット

「ストロベリープチケーキ」

「ガーネットクランベリー」

 ちなみに「ガーネットレッド」セットは第1弾。第2弾は「ミッドナイトブラック」セット、第3弾は「ブリーズブルー」セット、第4弾は「デジタルバイオレット」セットが予定されています。どれもデバイスのカラーを意識したメニューとなっており、第2弾~第4弾の提供期間については後日発表されるそうです。

 会場内には第2弾の「ミッドナイトブラック」セットも展示されていましたが、これは試食できず……。竹炭パウダーを使用した「チャコールチーズケーキ」と、濃厚なミルクにエスプレッソと竹炭パウダーを落とし込んだドリンク「ミルキーミッドナイト」となっています。

「ミッドナイトブラック」セットも展示

 今回の「IQOS イルマ i シリーズ」発売記念の企画では、オリジナルスイーツやドリンクの他に、全国6店舗のIQOSストアにて毎週水曜日に17時~20時の時間限定で「フィンガーフード」と「プチスイーツ」のセットも提供されます。これも対象者はIQOSPHEREの会員と20歳以上の喫煙者の同伴者になります。

 3月13日より提供されている「Marchセット」のメニューは、「ブーシェサーモン」、「ストロベリーウィッチ」、「スピリツァビアー」(アルコール)、「ジンエナジーブルー」(ノンアルコール)。

3月13日より提供されている「Marchセット」

「ジンエナジーブルー」(ノンアルコール)と「スピリツァビアー」(アルコール)

 「ブーシェサーモン」は、クリームチーズとスモークサーモンの相性がバツグンで口の中でとろけます。「ストロベリーウィッチ」はベリーの甘酸っぱさとバニラペーストのバランスが良く、サクサク食べられました。どちらも、おかわりしたくなるほどの美味しさ。

「ブーシェサーモン」

「ストロベリーウィッチ」

 4月の「Aprilセット」のメニューは、「チョコバウム」、「ブラックペッパーワッフル」、「アイリッシュコーヒー」(アルコール)、「ボタニカルスパイスティー」(ノンアルコール)となっています。

4月の「Aprilセット」

 この他にも「IQOS イルマ i シリーズ」発売記念として、IQOSPHERE会員限定で「IQOS イルマ i プライム ガーネットレッド」の先行販売やコインズを利用した発売記念プログラムが、3月13日より実施中です。

取材協力:フィリップ モリス ジャパン合同会社

(取材・撮影:佐藤圭亮)