冬季オリンピックまっただ中の現在、毎日テレビにかじりつき繰り広げられる熱戦から目が離せないという人は少なくないことでしょう……、が!日本では2月23日より「明治安田生命Jリーグ2018シーズン」がいよいよ開幕します!

 あわせてJリーグのタイトルパートナーをつとめる明治安田生命が、Jリーグの人気選手6人を起用した、Jリーグの新CMを解禁。「2018シーズン」篇と題し、各チームの人気選手6人登場して、登場家族含めて見ている人をスタジアムでの観戦にお誘いするという内容になっています。

 冒頭、ある家庭を訪問した営業職員が、おもむろに玄関先にトラックを誘導しはじめます。開いた荷台から出てきたのは……川崎フロンターレ・中村憲剛選手、コンサドーレ札幌・小野伸二選手、鹿島アントラーズ・内田篤人選手。なんだなんだ、次々流されてくるぞ!


 荷台から伸びるレーンにのって、みんな真顔でドコドコ流されながら登場する様は、一見回転寿司のレーンを彷彿とさせ、思わずポカンとさせられます……が!次々出てくる選手の豪華さ&みんな“超真顔”というギャップゆえ、見ている側としては棒番組の「笑ってはいけない」シリーズ状態。Jリーグを知る人にとっては、ふと我にかえり思わず茶噴くレベルの仕上がりになっているのではないでしょうか。

 そして次に、荷台うしろをパカッと開けて登場するのは浦和レッドダイヤモンズ・槙野智章選手。荷台反対側から伸びるレーンにのって登場するのはセレッソ大阪・杉本健勇選手、名古屋グランパスエイト・楢崎正剛選手。いや、しっかしみんな真顔です。とはいえ、内田選手と槙野選手は笑いをこらえ切れてない感じもしますが。


 なお、このCMには「Jリーグおよび地元Jクラブ等とともに地域社会の活性化に貢献したい」といった願いが込められているそうです。CM中にも「地元から日本中を元気に!」というメッセージが選手の言葉で発信されています。

 Jリーグは全54クラブあり、それぞれ各地域に根ざして活躍しています。地域社会への貢献度が高く、活性化にも一役買っています。しかも、現役引退後もそのまま地域に残り後進育成に当たる選手もおり、地域に育てられた選手が、新しい選手を育てるという図式もできあがりつつあります。Jリーグと一括りにすると、遠くかけはなれた存在にも思われますが、一つ一つは確実に地域密着型。地元のクラブや選手たちは、これからも応援して行きたいですね。

(宮崎美和子)