Googleは6月28日、長崎県長崎市高島町端島(通称:軍艦島)のストリートビューを公開したと発表した。
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端島は、長崎港から19キロの海上にある小さな半人工島。1870年から炭鉱開発が始まり、日本の近代化を支える炭鉱の町として、最盛期には5000人以上がこの島で暮らすほどに栄えたが、1974年の閉山とともに無人島になっていた。
戦艦「土佐」に似ていることから通称「軍艦島」としてその名を広く知られている。
端島は現在、島の一部について上陸が認められているが、Googleは今回、長崎市の協力により立入禁止区域を含め、島全体の撮影に成功。
撮影には、バックパック型の撮影機材トレッカーが使用され、約2時間程度、島内を歩いて撮影されている。