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グローバルサウスの金融包摂を目指す「hikali株式会社」設立のお知らせ

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hikali株式会社
~「1000年後に残るものをつくる」をミッションに、先端技術で新興国の金融課題に挑戦~



2025年2月3日付で、グローバルサウス(新興国地域)の金融包摂を先端技術で実現する、hikali株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大石将人、以下hikali)を設立いたしました。hikaliは、暗号技術やAIを活用したマイクロファイナンスのプロトコルを開発・運営し、銀行など従来の金融サービスから取り残された人々に新たな融資機会を提供してまいります。私たちは"1000年後に残るものをつくる"というミッションのもと、社会課題を構造から解決することを目指します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/158185/2/158185-2-607c77e12934ec51680d3a623bdd6c71-512x210.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


会社のミッションと事業内容
hikaliのミッションである"1000年後に残るものをつくる"には、次世代にも残る持続的な価値を創出したいという想いが込められています。その第一歩として着目したのが、新興国における金融アクセスの問題です。世界銀行の報告によれば、世界には約17億人もの成人が銀行口座を持っておらず、基本的な金融サービスを利用できていません。こうした金融包摂の課題はアジア・アフリカをはじめとするグローバルサウスで顕著であり、資金を必要としていても従来の金融機関から融資を受けられない人々が数多く存在します。
従来マイクロファイナンスは、主に途上国の女性を中心に、銀行口座を持たない人々や零細事業者に無担保での小口融資を提供する手段として発展してきました。しかし、地域的な制約や仲介コスト、信用情報の不足などにより、支援が行き届かないケースも少なくありません。また、高い金利や過剰融資など、様々な問題も抱えています。そこで、hikaliは分散されたネットワーク上で資金の貸し手と借り手を直接つなぐマイクロファイナンス・プロトコルを提供し、従来の枠組みでは融資が届かなかった人々にもこれまで以上に低金利でサービスを提供します。
コーポレートサイト:https://hikali.inc/
代表メッセージ
私は、東京大学大学院在学中に宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究で火星探査の研究に携わりました。幼い頃からの夢だった宇宙の研究しつつ、「今この瞬間に誰かの役に立つことをしたい」と思い、バックエンドエンジニアに転向し、Webアプリケーション開発に従事しました。その後、金融包摂の文脈でブロックチェーンに興味を持ち、エンジニア兼プロダクトマネージャーとして経験を積んできました。その過程で、学生時代を過ごした広島で平和教育に関わった経験から社会課題への関心を深め、テクノロジーを通じて社会に貢献する道を日々模索してきました。

その中でブロックチェーン、ゼロ知識証明(zero knowledge proof)、AIといった先端技術と金融包摂という社会課題の交差点に自らのキャリアを位置づけ、"構造自体を変えるような方法で社会課題を解決したい"という強い信念のもと起業に踏み切りました。

今この瞬間にも、まだ十分な金融サービスにアクセスできていない人々は世界中に数多く存在します。私たちは、そうした方々に真に必要とされるサービスを届けるべく、一歩ずつ着実に歩んでいきます。そして、いつか1000年後の人々の当たり前となるような“新たなプロトコル”を、この世界に残していきたいと思っています。
今後の展開と展望
現在、hikaliはマイクロファイナンス・プロトコルの開発を本格的に進めており、2025年内のPoC実施を目標としています。まずはアフリカの一部地域にてパイロットプロジェクトを実施し、現地の小規模事業者やコミュニティへの融資モデルを検証する計画です。その過程で得られたフィードバックをもとにプロダクトを改良し、サービスの信頼性と利便性を高めてまいります。
事業拡大にあたっては、国際的なNGOや現地のマイクロファイナンス機関との連携も視野に入れています。現地コミュニティのニーズを的確に捉えるため、現地パートナーシップを構築し、技術面だけでなく運用面でも持続可能なモデルを追求します。また、国内外の投資家や事業会社との協業機会を積極的に模索し、資金調達や事業基盤の強化を図る予定です。スタートアップとして業界内でのプレゼンスを高め、志を同じくする仲間を増やしながら、事業を加速させていきます。
将来的には、開発途上国を中心に数千万人規模のユーザーが利用できるプラットフォームへと成長させることを目標としています。金融包摂を促進するこの取り組みを通じて、「1000年後」にも人々の暮らしを支えるインフラとなり得るようなサービスを創り出し、社会に大きなインパクトを与え続ける企業へと成長していく所存です。
会社概要
会社名:hikali株式会社(ヒカリ)
所在地:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-23-10 東急渋谷駅前ビル MAGNET 4F
設立:2025年2月3日
資本金:100万円
事業内容:ブロックチェーンを活用したマイクロファイナンスプロトコルの開発・運営、その他アプリケーション開発、R&D
URL:https://hikali.inc/
お問い合わせ先
メール:contact@hikali.inc

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