こんな大きいなめこは見たことがありません。

 Xユーザーの「めん」さんがこのほど投稿した、なめこの味噌汁の画像が15万いいね以上を集めています。鍋に浮かぶなめこが、あまりに大きすぎるせいです。

 めんさんが「長野のくそでかなめこ」というコメントを添えて投稿したのは、味噌汁の鍋を上から撮った画像。しかし、そんじょそこらの味噌汁ではありません。味噌汁の表面は、なんとたった10数本の巨大なめこで埋め尽くされているのです。

鍋を埋め尽くすなめこ

 一般に想像するなめこといえば、せいぜいが小指サイズのかわいらしいキノコ。1人前の茶碗ならまだしも、何人前もの味噌汁が入る鍋を、たった10数本で埋め尽くせるわけがありません。

 しかしめんさんが購入したなめこは違いました。大きいものだと1本でお玉1杯分はありそうな、一般に想像するなめこの数倍のサイズがあります。綺麗に丸く膨らんだ傘と、太くて長い軸を持つこの巨大キノコ、おとぎ話か「スーパーマリオ」でしか見たことがないです。

 めんさんによるとこちらのなめこは、観光で訪れた長野県の「道の駅 花の駅 千曲川」にて、1パック220円で購入したもの。なお1パックのうち、味噌汁に入れたのは“半量”だとか。これで半量……。

 めんさん自身も、このサイズのなめこを目にするのは初めて。「最初はでかすぎてちょっと恐怖を感じました」と話しています。確かにこのなめこが売り場にどんと置かれていたら、「何事!?」と思わずにはいられません。

 それでもやはりこのサイズの魅力に勝てず「いい思い出になりそう、買うしかない」と思って購入を決めたそうです。

 このサイズのなめこが入った味噌汁は、さぞやとろみ強いのだろうと思ったのですが、めんさんによれば「気持ちとろみ強いかな~~くらいでした」とのこと。少し意外です。

 しかしやはり味や食感は、通常のなめことは別次元だったらしく「歯応えや旨味がすごかったです。いつも食べているなめこはあまりキノコ感はなかったですが、くそでかなめこはちゃんとキノコ!という感じでした」と話しています。

 味噌汁以外にも和え物にしたり、そのまま焼いたりしても美味しそう。それ以外にも、“くそでかなめこ”ならではの食べ方もきっとあるはず。小さいタイプとはまったく違う楽しみ方が出来そうですね。

<記事化協力>
「めん」さん(@neko_noond

(ヨシクラミク)