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独学で仕上げた“異世界姿造り” 8匹のサメが大集合

 珍しい食材を調理してはXに投稿している「奇食崇拝者Rikuto」さん(以下、Rikutoさん)が、今回はサメたちを姿造りにしてしまいました。それも8匹同時に。

 種類の違う8匹がテーブルの上に広がっている光景は、まさに壮観の一言です。

  • ■ サメなど8匹を使って作った、異世界すぎる姿造り

     RikutoさんがこのほどXに「サメの姿造り(8種盛り)を作りました!」とコメントを添えて投稿したのは、大きなテーブルいっぱいに広げられた、サメたちの姿。レタスの海を仲良く泳いでいるかのようです。異世界の宮廷料理にも見えてきます。

    豪快な盛り付け

     今回姿造りになったのはノコギリザメ、ハナザメ、カスザメ、サカタザメ、ドチザメ、フトツノザメ、ネコザメ、チョウザメの8種類。すべて最後に「サメ」とついていますが、実は正しくサメなのは6種だけ。残る2種はサメ以外です。

    独学で仕上げた“異世界姿造り” 8匹のサメが大集合

     Rikutoさんが「名前にサメが入っているのにサメじゃないという引っ掛け問題みたいなのを含めたら面白いかな」という気持ちで加えた2種は、サカタザメとチョウザメ。

     サカタザメはエイの仲間、そして高級食材キャビアでおなじみチョウザメは魚類だそう。チョウザメって魚類なんだ……。

    サカタザメ

    チョウザメ

     最初は1種類のみを姿造りにしようとしていたRikutoさん。しかし「ただの姿造りではつまらないと感じ」と感じ、複数種を使うことに決めたそう。

     Rikutoさんは調理前のサメたちの姿もXに投稿していますが、彼らがシンクやまな板の上に横たわっている姿はなんとなくシュール。

    ハナザメ

     映画「ジョーズ」に代表されるパニックホラーの影響で、「サメ=海の怪物」というイメージがありますが、陸に上がれば美味しい食材でしかないみたいです。

     8種の中でも個人的に興味を惹かれたのがノコギリザメ。顔の前に伸びる、名前通りノコギリのような口吻が非常にカッコいいです。

    ノコギリザメ

     写真でも、奥の方で自慢のノコギリを突き上げている様子が、非常にインパクト大。盛り付けの華々しさを格段に引き上げている、といっても過言ではありません。

    ■ プロフェッショナルを感じる豪快で華やかな姿造り……実は独学

     そんなサメたちの総額は2万3800円ほど。ボリュームや珍しさを鑑みると、1匹あたり3000円弱というのは安い気がしてきます。

     Rikutoさんはサメたちを3時間ほどかけてさばいたそう。こんな珍しい食材を1匹20分ほどでさばいてしまうというのが衝撃。素人にはまず、どこからどう包丁を入れていいのかもわかりません。

     姿造りのテーブルを見ると、野菜のほか、輪切りのフルーツなども盛られています。飲食業に従事しているというRikutoさんですが、実は姿造りは独学で習得。

    独学で習得した姿造り

     「本来は盛り付けにフルーツなどはのせませんが自分オリジナルの姿造りを作りたく加えてます」(Rikutoさん)

     独学ゆえに選ばれた、ドラゴンフルーツやキウイという盛り付け用のフルーツたち。大きなサメのお頭と組み合わさって生み出す世界観は唯一無二です。

     サメなど8種でこしらえられた姿造りは、Rikutoさんと友人とでわさび醤油、生姜醤油、酢味噌、ポン酢をつけて食べたとのこと。どれも美味しいに違いありません。お米にも合いそうです。

     しかしながら8種全部を食べきることはできず。残った身はご友人と分け合って持ち帰り、後日別で調理すると話しています。

     Rikutoさんについては、これまで編集部ではタカアシガニ、マンボウの調理風景を記事に取り上げてきました。

     前回のマンボウを取材したあとで筆者は「さすがにマンボウを超える食材はないだろう」と思っていたのですが、今回はまさかの“サメ”8種。

     純粋な探究心で“珍しい食材=奇食”を追い求めているからこそ、Rikutoさんは常に新鮮な驚きを我々に与え続けてくれるのでしょう。

     想像の斜め上をいく奇食の世界、次回作も楽しみです。

    <記事化協力>
    「奇食崇拝者Rikutо」さん(@naze6622

    (ヨシクラミク)

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