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石川県輪島市とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング(R)で、金継ぎで伝統を守る、輪島塗職人支援プロジェクト開始

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株式会社トラストバンク
~ 伝統文化を守り、地域の誇りやつながり、住民の心の復興へ ~



石川県輪島市(市長:坂口 茂、以下「輪島市」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:福留大士、以下「トラストバンク」)は、本日7月1日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)」(以下「GCF(R)」)で、輪島塗職人の支援を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2025年7月1日~9月30日で、目標寄付金額は500万円です。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26811/1440/26811-1440-83bf5ede0852e1903f44ded877eae37e-358x231.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26811/1440/26811-1440-e613b998800730dddf79f0e8789cde6d-676x498.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


GCF(R)で寄付を募る背景
2024年元日の能登半島地震により、輪島市は甚大な被害を受けました 。震災3ヶ月後の2024年4月、本プロジェクトを発足したKUMAMOTO UTSUWA REBORN PROJECT(KURP)代表の太田黒氏は現地を訪れた際、復旧の遅れと、多くの職人が避難を余儀なくされ輪島市に戻れるか不透明な状況を目の当たりにしました 。そして、これは「輪島塗」の存亡に関わる危機であり、震災の記憶が風化することへの懸念を抱きました。
この危機を防ぎ、職人を支援するため、太田黒氏は「金継ぎキット」の開発に着目。そして、このアイデアは、熊本地震での金継ぎによる陶器再生の経験からヒントを得たと言います 。太田黒氏が2022年にロンドンで開催された「KINTSUGI MONTH CELEBRATIONS」に招待出品した際、海外での「金継ぎ」への関心の高さを実感 。この経験から、輪島塗の職人が関わる「金継ぎキット」が以下の効果をもたらすと期待しています。
- 輪島塗職人への収入支援:キットの開発・製造・販売を通じて、職人たちの収入につながります
- 輪島塗への関心の喚起:「輪島塗」が高額な伝統工芸品というイメージがある一方で、「金継ぎ」という日本の伝統技術に興味を持つ人々が「輪島」や「輪島塗」を身近に感じ、知るきっかけとなります
- 将来的な地域活性化への貢献:「金継ぎキット」がきっかけとなり、将来的には国内外からの「輪島への観光」や「輪島塗への関心」が高まり、さらには「職人を目指す人が現れる」ことにもつながると期待しています

本プロジェクトは、これらの期待を胸に、震災からの復興、そして伝統文化の継承と発展を目指し、皆様からの温かいご支援を募ります。そして、輪島市とトラストバンクも、この着想を支援し、本プロジェクトを推進します 。

金継ぎとは
破損した陶磁器を漆でつなぎ合わせて補修する昔ながらの技法で、補修した部分を金で装飾します。
単なる実用面の補修だけでなく、補修部分から偶然生じた模様を美しさとして楽しむこともでき、これまでは一部の愛好家から求められていましたが、近年では一般的な広がりもあり、各所でワークショップや金継ぎ教室も開かれています。丈夫な輪島塗は修理しながら長年使うことができるのが特徴で、漆器の修復と陶磁器の金継ぎ技術は共通する部分が多く、特に輪島塗の蒔絵職人の技術が生かされます。

KUMAMOTO UTSUWA REBORN PROJECT代表 太田黒 哲のコメント
「2024年元日に発生した能登半島地震、特に輪島市での火災は、私にとって大変衝撃的な出来事でした。というのも、2016年4月の熊本地震の復興支援で、被災した陶片を用いた金継ぎの器を制作する際、輪島塗に携わる方々から多大なご協力をいただいたからです。制作した素晴らしい作品を国内外で展示できたのは、輪島市の塗師さんや蒔絵師さんなど、多くの方々のご協力のおかげです。その方々が、今回の地震と火災により多くのものを失い、深い悩みを抱えていらっしゃると聞き、心を痛めております。
今こそ恩返しの時と考え、KURP(KUMAMOTO UTSUWA REBORN PROJECT)のメンバーとアイデアを出し合い、この「プレミアム金継ぎキット」開発プロジェクトを立ち上げました 。この金継ぎキットの開発を通じて、多くの方に輪島塗に興味を持っていただき、輪島塗の復興と再建の一助となるよう、今後も活動の幅を広げていきたいと考えております 。皆様のご支援をよろしくお願いいたします 。」

使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング(R)
GCF(R)は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF(R)は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2025年5月時点で寄付総額210億円を突破し、約2,660プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング(R)およびGCF(R)は、株式会社トラストバンクの登録商標です

□■ プロジェクトの概要 ■□

◆ プロジェクト名: 【金継ぎで伝統を守る】輪島塗職人支援プロジェクト
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング(R)」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 500万円
◆ 募集期間: 2025年7月1日~2025年9月30日(92日間)
◆ プレミアム金継ぎキットの内容: 蒔絵筆(ぺんてる社製)、漆、金粉、へら、木粉、砥粉、サンドペーパーなどを予定
◆ 寄付金の使い道: 「プレミアム金継ぎキット」の開発人件費、部材購入費やワークショップなど輪島塗職人支援に向けた取り組みに使用
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/4120
※ 募集期間は、延長の場合がございます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26811/1440/26811-1440-a11f1171da39b0d2457bde677b427c42-1168x769.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


石川県輪島市( https://www.city.wajima.ishikawa.jp/
輪島市は、石川県の能登半島北部に位置し、豊かな自然と歴史・文化が息づくまちです。日本海に面した海岸線には、千枚田に代表される美しい棚田が広がり、世界農業遺産にも認定されています。また、古くから伝わる輪島塗は国の重要無形文化財に指定され、その精緻な美しさは国内外で高く評価されています。

ガバメントクラウドファンディング(R)(GCF(R))( https://www.furusato-tax.jp/gcf/
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。

株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年10月)、お礼の品数は76万点超(24年10月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、休眠預金等を資金源とした地域のソーシャルビジネス事業者支援事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2024年10月時点、JMRO調べ)

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