
株式会社エスユーエス(本社:京都市下京区、代表取締役社長:齋藤 公男)は、阪神高速トール大阪株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:岡島 久幸)と共同で、高速道路料金所における係員の安全確保と事故防止を目的に、現場実態に即した体験型VR教育コンテンツを開発いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106092/74/106092-74-fc6b4b02841d832a7db49472405376e3-1571x1004.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【安全教育VRコンテンツの開発背景】
阪神高速では、ETCレーンで事故が発生した際に料金所係員が現場対応を行っており、車両が行き交う路上へ出向くなど、常に危険が伴う業務となっています。これらのリスクを可視化し、安全に学べる環境を提供するため、本コンテンツを開発しました。
【事故の原因となるトラブル】
●ETC車載器非搭載車による誤進入
●ETCカードの挿入忘れや通信トラブルによる通行不可
●ETC開閉バーとの接触事故
【お客様と係員の安全のために現場のヒヤリハットを追求したシナリオ】
本コンテンツは、料金所業務における基本行動をベースにシナリオを作成しており、誤った行動や確認の怠りが事故に繋がるケースなどが体験できる構成となっています。現場では、多少のミスがあっても必ずしも事故には繋がりませんが、バーチャル上ではその危険なシーンを安全に体験できます。
これにより、業務にあたる係員だけでなく、高速道路の利用者に対しても、安全と安心を提供します。
【コンテンツのポイント】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106092/74/106092-74-b3c32d185b2df007ce8c75129c4cbc88-440x440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1. コントローラーを使用せずに素手で操作できる、高精度なハンドトラッキング機能を実現。現実の動作と同じように操作できるため、より高い没入感と学習効果が得られます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106092/74/106092-74-75f66f5da292cbf991de7d20ee01b940-440x439.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2. コンテンツのシナリオには分岐を設け、適切な行動を取った場合はそのままシナリオが進行し、不適切な行動を取った場合はその時点で体験が終了し、最初からやり直す形式で制作しています。適切な行動を身につけるまで繰り返し学習することが可能です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106092/74/106092-74-73dc452872307407015aa2a7da8e1183-440x439.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
3. 年間800名分の体験データ(日時・回数・つまずきポイント)を蓄積・可視化できる機能を開発。これにより、訓練中の共通の課題を特定し、シナリオや指導内容を改善。事故リスクの高い作業を明確化することで、現場指導の強化と事故発生率の低下に貢献します。
【危険防止・安全訓練における最先端技術活用】
エスユーエスが開発・提供する本VRコンテンツは、安全教育に特化したソリューションです。従来の安全教育は主に座学形式で行われてきましたが、知識として理解していても、身体で体感できないため、実際の現場で咄嗟の判断や行動に結びつきにくく、学習効果に限界があるという課題が指摘されています。
本コンテンツは、現実には再現が難しい重大事故や労働災害をVR空間で安全に体験できるよう設計されており、現場に潜むリスクを「自分ごと」として捉えられる学習環境を提供します。お客様と共に現場や課題に即した価値の高い事故シナリオを構築し、より実践的かつ効果的な安全教育を実現することで、労働者一人ひとりの安全意識の向上に貢献してまいります。
■阪神高速トール大阪株式会社について
阪神高速トール大阪株式会社は、阪神高速道路株式会社の100%出資子会社で、2007年12月に設立されました。この会社は大阪地区の阪神高速道路における料金収受業務を担当し、ETC関連業務やコールセンター業務などを行っています。同社は、お客様から信頼される料金所を目指し、安全・正確なサービスを提供しています。また、従業員の健康管理にも力を入れています。
URL:https://www.hanshin-tollosaka.co.jp/
■エスユーエスについて
株式会社エスユーエスは、IT・機械・電気・電子・化学といった分野を中心とした、技術系のアウトソーシングが事業の 主軸です。当社のエンジニアは全員が正社員となっており、当社内での受託開発のほか、顧客企業の現場に常駐する請負型、顧客企業への派遣という3つの形態でサービス提供を行っています。さらに、近年ビジネス活用の動きが進む AR/VR技術の開発にもいち早く着手し事業化に成功。事業の新たな柱と位置づけています。産業界でも現在、実用化に向けた研究開発が多方面で加速しており、AR/VR 領域で先行する当社に多くの企業から相談が寄せられています。
株式会社エスユーエス
本店所在地 :京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8 京都三井ビルディング5階
代表者 :代表取締役社長 齋藤 公男
設立年月日 :1999年9月1日
資本金 :4億3,600万円(2024年9月30日現在)
事業内容 :
■IT分野・機械分野・電気/電子分野・化学/バイオ分野におけるエンジニア派遣・開発請負
■AR/VR教育および AR/VR ソリューション開発・販売
■AI教育および AI ソリューション
■ERP分野におけるコンサルティング・システム開発・導入支援
■その他IT を活用したサービス事業
URL :https://www.sus-g.co.jp/