夜、スマホを枕元に置いて寝るのは当たり前になった現代。そんなスマホに「専用ベッド」を与える発想から生まれたユニークな電子工作がXで話題になっています。その名も「ベッド型ワイヤレス充電器 BedCharger」。
見た目はどう見てもベッド、しかも掛け布団付き。めくるとそこには静かに眠る(=充電中の)スマホの姿が。か……かわいい……!
■ スマホ専用ベッド!?ユニークな充電器が話題に
投稿したのは、現役高校生の電子工作愛好家「高校生の電子工作日記」さん(以下、投稿主さん)。本作について話を聞くと、アイデアのきっかけは「スマホにとっての休息は充電」「人間にとっての休息はベッド」という共通点に気づいたことだったそう。
「スマホもベッドで寝かせて充電できたら面白いんじゃないか?」という発想から試作を重ね、完成したのが今回の「BedCharger」。就寝中にベッドで眠る人間と、横でスマホを“寝かせる”構図ができあがり、まるで親子のようなシンクロが楽しめます。
■ NFC搭載でルーティンも自動化。実用性も◎
実用面でもこだわりが光ります。枕部分にはNFCを埋め込み、スマホを寝かせると自動で任意の動作を起動できる仕組み。例えば「睡眠モードに切り替える」「アラームを自動でセットする」など、ただ充電するだけでなく寝る前のルーティンも一括でこなせる優れものです。
さらに布団をかけても時計が見えるようデザインされていたり、充電端子は多くの機種で採用されているType-C対応だったりと、細かな工夫も盛りだくさん。布団の有無が性能に影響するわけではありませんが、「あると妙に嬉しい」という遊び心が感じられます。
■ Qi2対応で最新スマホもOK
完成品は3Dプリンターでパーツを出力し、約4時間で制作。実際に使ってみると「スマホがベッドで寝ているような見た目」に仕上がり、投稿者さんも大満足とのこと。「友達への誕生日プレゼントにもいいのでは」と語るほど、実用性とインパクトを兼ね備えた一品になりました。
さらに、この「BedCharger」はハンドメイド作品の通販サイトBOOTHでも販売開始。価格は5900円(税込)で、受注生産方式。ワイヤレス充電の新しい標準規格「Qi2充電」に対応しているため、多くの最新スマホで利用可能です。
電子工作を趣味とする高校生が作り上げたユーモラスな発明品。日々酷使されるスマホにお布団をかけてあげるという発想は、デジタルとアナログの架け橋のようにも感じられます。もしかすると、これからは「スマホを寝かせる」が、充電を指す言葉になる日が来るかもしれません。
ベッドの形をしたワイヤレス充電器を作りました。
スマホにも休息が必要です。夜は一緒に寝かせて、ゆっくり充電してあげましょう。 pic.twitter.com/32TJpKPWiS— 高校生の電子工作日記 (@hdiv6xeWxcLUS51) August 24, 2025
<記事化協力>
高校生の電子工作日記(@hdiv6xeWxcLUS51)
(山口弘剛)