
Casley Deep Innovations株式会社(キャスレーディープイノベーションズ、本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F/研究所:東京都文京区本郷 代表取締役 砂川 和雅、以下、「当社」)は、「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」(プレスデー:10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日)に出展することをお知らせいたします。
■Japan Mobility Show(ジャパンモビリティーショー)について
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Japan Mobility Showは、自動車業界のみならず、モビリティに関連する幅広い業界が一堂に会する日本最大級の展示会です。未来の移動体験や次世代インフラをテーマに、国内外の先進企業が最新の技術・サービスを発表し、モビリティ社会の進化を体感できるイベントです。
【展示会詳細】
名称 :Japan Mobility Show 2025
開催日時:プレスデー 2025年10月29日(水)~30日(木)
一般公開日 2025年10月31日(金)~11月9日(日)
会場 :東京ビッグサイト
主催 :一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)
URL :https://www.japan-mobility-show.com/
【当社ブースのご案内】
ブース番号:東京ビックサイト 東7ホール E7110
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/125312/30/125312-30-8bbf215220b029858ff8b2cb40e4fc63-939x764.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■出展の背景・技術開発
MaaS市場は、自動運転やコネクテッドカー、スマート交通システムの進展により急速な拡大が見込まれており、車両やIoTデバイスから得られる走行データ・映像データの量は今後飛躍的に増加すると予想されています。こうした状況の中で、大容量データをセキュアに保存し、効率的に利活用できる基盤が強く求められています。
当社はこれまで、Web3技術をコアとした非サーバー型分散ストレージ「furehako(R)」を開発し、社会インフラや防災・公共安全の現場で実証を重ねてきました。この基盤技術を応用した「furehako for Drive」は、MaaS市場の課題解決を目的として開発され、自動運転技術の高度化、最新地図データのリアルタイム更新、道路インフラ点検の効率化、損害保険における事故検証、観光・エンタメにおけるコンテンツ活用といった多様な領域での応用が期待されます。
ビジネスモデルの特徴としては、ユーザー自身が走行データを収集する参加型の仕組みを採用している点に独自性があり、従来は事業者が莫大なコストをかけて収集していたデータを、走行そのものを通じて常に最新の情報として蓄積でき、ポイント還元や保険料割引といったインセンティブ設計とも組み合わせることで、持続的に価値あるデータ流通を生み出すエコシステムを形成します。
このように、「furehako for Drive」は分散ストレージ・通信・ドラレコ・AI・地図データといった複数の技術を結集し、MaaS社会に不可欠となる次世代モビリティデータ基盤として開発を進めています。
■出展内容
今回のJapan Mobility Showでは、MaaS市場向けに開発を進めている「furehako for Drive」を中心に、産学連携によるコンセプト展示を行います。
本展示は、協力企業との共同研究・共同開発によるコンセプトの具体化として、今後のMaaS社会におけるデータ流通の将来像を示すものです。
【ご協力いただく企業様について】
・VFR株式会社:ドライブレコーダーの設計・開発を担当し、走行データ取得の基盤を提供。
・電気通信大学:分散スペクトラム通信の研究成果を活用し、マルチホップ型の信頼性あるデータ伝送技術を設計・開発。
・株式会社ニム:車載OBD(DIAG/通信/車載インターフェース)の開発を担い、車両メタデータの効率的な収集・提供を実現。
これらの専門技術と当社が持つ分散管理基盤を組み合わせることで、以下の3つの強みを備えた新しいモビリティ基盤をご提供します。
1.大容量データ保存(従来比で飛躍的な拡張性)
従来のドライブレコーダーやスマートフォンのストレージでは、MicroSDカードや端末容量に保存上限があり、長時間の走行データや高解像度の映像を扱うことには限界がありました。furehako for Driveは、分散ストレージ技術を応用することで、従来比で飛躍的に拡張された保存領域を実現し、膨大な走行データを制約なく蓄積することが可能となります。
2.不正防止(ブロックチェーンによる改ざん耐性)
蓄積した走行データや映像データには、ブロックチェーン技術を組み合わせることで改ざん耐性を持たせ、真正性を保証します。これにより、事故発生時の証跡や自動運転用データ、道路インフラ点検データといった、社会的に重要性の高い情報の信頼性を確保できる点が強みです。
3.ユーザー参加型の収集メリット(ポイント設計や保険料割引などの仕組み導入)
走行データを収集する主体は、ドライブレコーダーを搭載するユーザー自身です。そのため、データ提供を促進するために、走行距離や収集データ量に応じたポイント還元や、保険料割引などのインセンティブ設計を導入することが可能です。ユーザーにとっては「日常の走行そのものが価値に変わる」仕組みとなり、従来莫大なコストをかけて収集していたデータを、より効率的かつ持続的に集める新しいエコシステムが生まれます。
このように、「furehako for Drive」は、大容量性・信頼性・参加型メリットを兼ね備え、MaaS市場の拡大に対応する次世代モビリティデータ基盤として、大きな社会的・経済的価値を提供します。
当社では、日本発の技術資源によるモビリティビジネスへの応用に貢献し、MaaS市場の発展に寄与することで、経済的価値と社会的価値を両立する製品・サービスの実現を目指して参ります。
■ Casley Deep Innovations(キャスレーディープイノベーションズ)株式会社について
代表者 :代表取締役 砂川 和雅
本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F
事業内容 :ディープテック領域のシステム開発 / プロダクト開発事業
web3.0、XR、AI、画像解析等、先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング等
プロジェクトイネーブルメント(R)事業
URL:https://www.casleydi.co.jp/
お問い合わせ先:https://www.casleydi.co.jp/contact/
■ VFR株式会社について
代表者 :代表取締役社長 蓬田 和平(よもぎた かずたか)
本社所在地 :愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋21階
事業内容 :小型無人航空機(ドローン等)を中心とした無人機および付随するソフトウェアの企画、設計、製造、販売、修理、保守、点検、輸出入、並びに設計、製造、修理の請負。
これらに付帯する、技術支援、設計支援および、生産・販売のオペレーション支援や計画立案等の支援
URL : https://vfr.co.jp/
お問い合わせ先:vfr-press@vfr.co.jp
■ 株式会社ニムについて
代表者 :代表取締役 奥平 寿和
本社所在地 :神奈川県横浜市港北区新羽町180
事業内容 :車載セキュリティ機器のシステム開発/住宅セキュリティ機器のシステム開発事業
ハードウェア・ソフトウェア設計、車両通信解析、機器デザイン、3DCAD設計、3Dプリントを含む設計・試作・仕上のワンストップ
BOWZBRAINS,BOWZTRACKSブランド展開
お問い合わせ先:info@bowzbrains.co.jp