「みんなの75点より、誰かの120点」を合言葉にドン・キホーテが展開している「偏愛メシ」シリーズ。
12月1日に新商品として「デカすぎるだし巻き玉子たまにそば」(税込538円)が登場しました。そばにだし巻き玉子……?初めて見かける組み合わせが気になったので、実際に食べてみました。
■ あまり見たことがない「そば×だし巻き玉子」という組み合わせ
そば×卵と聞いて真っ先に思い浮かべるのは「月見そば」。またうどんの方が知られてはいますが、「卵とじそば」もあるようです。
しかしながらだし巻き玉子をそばにのせるというのは聞いたことがない……。
Googleで「そば だし巻き玉子」と検索をかけても、出てくるのはそば屋で提供される単品のだし巻き玉子に関する情報のみ。
ただそばもだし巻き玉子も、出汁が決め手なところは共通しています。であれば斬新な組み合わせではあるものの、あり得なくはなさそう。
正式名称である「だし汁が染みまくっただし巻き玉子をさらにそばつゆでヒタヒタにしてジュワジュワの玉子にかぶりつきたい!デカすぎるだし巻き玉子たまにそば」を読んでみると、楽しみ方の解像度が上がり、ますます期待が高まります。
さっそく買ってきた「デカすぎるだし巻き玉子たまにそば」は、イメージ&期待通りのビジュアル。分厚いだし巻き玉子が、そばの頭上にドンっと鎮座しています。具材というよりもはや蓋です。かつてここまで第一印象が黄色いそばは見たことがありません。
蓋(プラスチックの方)を開けると、中はセパレート構造になっています。上段にそばとだし巻き玉子が、下段にそばつゆと分けられた状態。
それにしても直で見るとますます玉子のデカさに驚かされます。なにこれ。レンガ? そばに乗ってていい代物ではありません。
蓋をして電子レンジで温め、つゆ、そば、玉子を合体させたら完成。さっそく食べていきます。
■ だし巻き玉子を切らずに頬張る……ちょっとした夢を叶えてくれるメニュー
具材は言うまでもなくだし巻き玉子。それからネギ。ただ玉子がデカすぎて、そばが具の可能性もありますね。
そばはシンプルなかけそばで、麺はかなり柔らかめ。少し好みが分かれるところかもしれません。つゆも薄めで、少し物足りなく感じる人もいるかも。
ただメインはだし巻き玉子。だし巻き玉子さえ美味しければ問題なし!続けて玉子に挑んでいきます。
食べる前に測ってみたところ、玉子は縦約4.5cm、横約8.5cm、厚さ約2.5cm。箸で持つのもやっとなサイズ感です。
普段だし巻き玉子を食べるときは、家でも店でも切り分けられて出てくるので、丸まんまかじりつくのはちょっとした夢。箸で持ち上げているだけでワクワクが止まりません。
もちろんそのまま切らずに口に運べば、噛んだ瞬間にだしの風味が口に広がります。美味しい。ほんのり甘くて、優しい味です。
中心までしっかり通っているぎっちり系で、食べごたえも十分感じます。
つゆに玉子を浸してから食べると、より出汁感が増して最高。冬の寒さに、しみしみの玉子が非常に合います。口いっぱいに玉子を頬張っている間の多幸感ったらありません。
だし巻き玉子をおかずにそばを食べる、そんな感じで食べ進めていけば、あっという間に完食。
ボリュームも十分あり、いっぱい食べきるとお腹もしっかり満たされます。玉子っ腹です。分厚い玉子にかぶりつきたい。そんな夢がある方はぜひ、食べてみては。
(ヨシクラミク)






















































