大阪・関西万博で注目を集めた「人間洗濯機」が、ついに大阪・ミナミのホテルで稼働を始めました。導入したのは難波エリアにある「道頓堀クリスタルホテルIII」。
12月10日から国内最速で開始される体験サービスでは、1時間半1万8000円で利用可能。最大4名までが利用可能で、1名あたりの利用時間は湯張りを含めておよそ20分。申し込みは2名以上からのWEB予約のみとなっています。
開発した株式会社サイエンスが万博で披露した「ミライ人間洗濯機」は、泡や温水ミスト、全身に水流がゆらぐ“ゆらぎ浴”などを組み合わせた未来型スパ装置として話題を呼び、抽選に漏れた来場者からも再体験を望む声が上がっていました。
その“未来の体験”を日常の延長線で味わってもらおうと、同ホテルは館内の特別ルームに装置を設置。「洗う・癒す・整う」をテーマにした没入型のリラクゼーションは、まるで近未来のスパにいるような感覚をもたらすといいます。
道頓堀クリスタルホテルⅢは、アートや光、音、サウナなど感性に働きかける要素を取り入れ、「泊まる」という行為そのものをエンターテインメントに変えていく滞在型ホテルとして知られています。キッチンや洗濯乾燥機を備えた客室を中心に、自分のペースで過ごしながら“暮らすように泊まる”というスタイルを提案し、長期滞在者にも選ばれています。
今回の人間洗濯機導入は、ホテルが掲げる体験型コンセプトを象徴する施策のひとつで、訪れた人に「ホテル滞在を、単なる休息ではなく自分をととのえる時間へと変える」狙いがあるといいます。
万博で“未来のスパ体験”を逃した人にとっては、ミナミのホテルで自分の時間に合わせて体験できる貴重な機会となりそうです。











































