動画共有アプリ「TikTok」を運営するTikTok Japanは12月11日、収益化プログラム「Creator Rewards Program」で一部クリエイターの動画に報酬が正しく支払われない不具合が発生していたことを、公式Xアカウントで明らかにしました。
対象期間は12月4日から10日までで、原因となったシステムエラーはすでに修正済みとしています。同社は影響を受けた動画について順次審査と対応を行っているとし、クリエイターに対して謝罪しました。
日本のTikTokコミュニティではここ数日、複数のインフルエンサーが収益を剥奪されたとSNS上で報告。原因不明なケースや、非オリジナルコンテンツ扱いを受けたものの本人には心当たりがないケースなど、困惑の声が相次いでいました。
こうした状況の中で、一部ユーザーの間では政治的背景をめぐる憶測も生じていました。発生時期が、高市早苗総理による台湾有事に関する発言が国際的に注目を集めていたタイミングと重なっており、TikTokが中国発のアプリである点を理由に、政治的影響が関係しているのではないかと疑問視する投稿が見られました。
しかし、今回TikTok側が説明した内容はあくまでシステムエラーによるものとしており、政治的背景との関連を裏付ける情報は現時点で確認されていません。
今回の不具合は多くのクリエイターに不安をもたらしましたが、TikTok Japanは「今後も安心してご利用いただける環境の提供に努めてまいります」とコメントしています。利用者からは、原因の透明性や再発防止策など、より明確な説明と迅速な対応を求める声が引き続き上がっています。
【お知らせ】
12月4日(木)~10日(水)にかけて、収益化プログラム「Creator Rewards Program」のシステムエラーにより、一部クリエイターの動画で報酬が正しく支払われない事象について。詳細につきましては、添付の画像をご確認ください。 pic.twitter.com/fwiO14sssi
— TikTok Japan【公式】ティックトック (@tiktok_japan) December 11, 2025
<参考・引用>
TikTok Japan(@tiktok_japan)







































