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演劇が映画で楽しめる!この夏からゲキ×シネ過去作品が全国で上映決定!

シレンとラギメイン夏休みが始まった人もまだ始まってない人もそもそも夏休みなんてねーよという人も、この夏は時間をたっぷり使って演劇を映画で楽しみませんか?

【関連:劇団☆新感線の藤原竜也・永作博美主演「シレンとラギ」が映画館上演決定】

シレンとラギメイン

  • 今年で10周年になるゲキ×シネがこの夏から過去作品を全国約20館で随時公開しています!(詳細スケジュールは記事最後に記載)

    ――そもそもゲキ×シネってなに?
    「劇団☆新感線」の演劇を映画館で上映するというものです。その特徴をいくつか挙げます。

    ・上映時間が長い
    元は演劇ですからね。3時間程度もあります。しかし演劇らしく間に休憩時間もあり、疲れることなく楽しめます。

    ・お値段は高いけど安い
    チケットは2,000円~3,000円ほど。映画にしてみるとお高いですが、いやいや、演劇を生で見るともーっとお高いですから。「演劇に詳しくないけどみてみたい、でもわからないから大金は出したくない……」そんな人にはまさにうってつけです。

    ・どこでも!
    著名な俳優さんが出てる舞台なんて都市圏でやることがほとんどですし、地方に住んでる人には遠い存在、それが演劇です。けれども映画館で上映してくれるなら地方だって人気舞台を楽しめます。

    ・とにかくかっこいい!
    演劇を映像化しただけあって、演劇ならではの決めポーズのかっこよさ、動きの美しさが最大の見どころ!誰が出てきてもいちいちかっこよすぎて溜息ものです。

    ――ところで「劇団☆新感線」って何者?
    1980年11月、大阪芸術大学舞台芸術学科の四回生を中心にしたメンバーで結成したそうです。劇団名は当時のメンバーが実家に帰省するときに新幹線を使っていたからだとか。旬な俳優さんが登場するので見るのもとっつきやすいです。一番最近映画館で上映された『髑髏城の七人』では小栗旬や仲里依紗、早乙女太一が出ていました。

    どんなジャンルの演劇かというと、以下のような種類があります。(HPより抜粋)

    ・いのうえ歌舞伎シリーズ
    神話や史実などをモチーフとし、ケレン味を効かせた時代活劇のシリーズ。近年では、その持ち味に加えドラマに重きをおき、人間の業を浮き彫りにした作品作りへ転化している。

    ・新感線Rシリーズ
    劇中、オリジナルのROCKの楽曲が生バンドで演奏され、歌楽曲が多数あるシリーズ。

    ・ネタものシリーズ
    主にいのうえひでのりが書きおろす、ネタを中心としお笑いを追求したシリーズ。

    今回の10週年記念での過去作品上映で様々なシリーズが体感できます!

    そしてさらに10月5日からゲキ×シネ『シレンとラギ』が公開されます。主演は藤原竜也。これは必見!
    『シレンとラギ』に向けて、この夏から始まるゲキ×シネをたっぷり見て予習しておくのもいいんじゃないでしょうか。

    ――詳細
    《ゲキ×シネ》10周年企画「10周年だよ!ゲキ×シネ祭り」
    ◎開催期間:2013年7月20日(土)~2014年3月
    ◎上映(予定)作品:
      『髑髏城の七人~アカドクロ』
      『髑髏城の七人~アオドクロ』
      『SHIROH』
      『朧の森に棲む鬼』
      『五右衛門ロック』
      『蜉蝣峠』
      『蛮幽鬼』
      『薔薇とサムライ』
      『髑髏城の七人』(2011)
    ◎上映劇場:
      新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ大泉、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、
      T・ジョイ博多、T・ジョイ久留米、T・ジョイ新潟万代、T・ジョイ長岡、T・ジョイ蘇我、
      こうのすシネマ、広島バルト11、T・ジョイ出雲、T・ジョイパークプレイス大分、鹿児島ミッテ10 他
    ◎チケット:当日券のみ 一般2,000円/学生・小人1,000円
    ◎上映作品及びスケジュールの決定とお知らせ
      第1回  7/20~ 9月27日までの上映作品と上映館(HPにて情報公開中)  
      第2回  10月~12月末までの上映作品と上映館(※8月末情報公開予定)
      第3回  翌1月~3月末までの上映作品と上映館(※11月末情報公開予定)

    参考サイト
    ゲキ×シネ公式HP http://www.geki-cine.jp/
    劇団☆新感線オフィシャルウェブサイト http://www.vi-shinkansen.co.jp/

    (文:小石原 幸奈)

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