7月から9月まで二期シリーズが放送されたTVアニメ『戦姫絶唱シンフォギアG』のライブイベント「シンフォギアライブ2013」が12月14日、千葉・幕張メッセイベントホールで開催された。
出演者は、悠木碧(立花響役)、水樹奈々(風鳴翼役)、高垣彩陽(雪音クリス役)、日笠陽子(マリア・カデンツァヴナ・イヴ役)、南條愛乃(月読調役)、茅野愛衣(暁切歌役)、井口裕香(小日向未来役)、杉田智和(ウェル博士役)、石川英郎(風鳴弦十郎役)に加え、サプライズゲストとして井上喜久子(ナスターシャ教授役)も参加し、総勢10名となった。
「シンフォギアライブ2013」のオープニングアクトは、水樹と日笠による「不死鳥のフランメ」。『戦姫絶唱シンフォギアG』第1話で描かれた翼とマリアのデュエットさながらのパフォーマンスと衣装で会場を沸かせた。
前半のバラエティーコーナーは、特異災害対策機動部二課(以下、二課)チーム(悠木、水樹、高垣、井口)とF.I.S.チーム(日笠、南條、茅野、井上)に分かれ、3つのゲームに挑んだ。もっとも会場が沸いたのは「戦姫閃考ノイズセレクション」。それぞれが考案するノイズのイラストを披露するというものだが、なぜか“武士”のイラストを描いた水樹に会場は大爆笑。なお、勝利チームとなった二課チームには、高級鍋セットが贈呈された。
後半のライブコーナーは、『戦姫絶唱シンフォギアG』のOPテーマとEDテーマのほか、発売中のキャラクターソングが続々と披露された。さらに、これから発売のBlu-ray DISCとDVDの封入特典CDでようやくフルサイズを聴けることになる、南條と茅野の「Edge Works of Goddess ZABABA」や悠木と石川の「英雄故事」、6人の装者による「始まりの歌(バベル)」や「虹色のフリューゲル」も披露されるという豪華なセットリストとなった。会場のファンは、キャラクターのテーマカラーに合わせた色とりどりのサイリウムで熱い歓声を送っていた。
会場がもっとも沸いたのはアンコールの直前。特報の文字とともにPVが公開され、最後には「第3期制作決定」の文字が。大きなサプライズに、会場はもちろんのこと、直前に知らされたという出演者たちも喜びを露わにしていた。
最後のあいさつではそれぞれがライブの感動と第3期への期待を込めたメッセージをファンに送り、イベントを締めくくった。なお、今回のライブはBlu-ray DISCおよびDVD化が決定。今回は参加できなかったというファンも、大迫力の映像で感動を分かち合うことができる(※発売時期は未定)。
本作は、“歌とバトルの融合”をテーマとした作品で、2012年1月に第1期『戦姫絶唱シンフォギア』の放送がスタート。“歌いながら戦う”という斬新な演出はたちまち話題となり、放送後も人気は衰えず2013年7月からは第2期の放送がはじまった。物語は、立花響たちシンフォギア装者が歌を力に変え、未知なる人類の脅威「ノイズ」に立ち向かうというもの。第2期は、響らのライバルキャラクターとしてマリアや調、切歌といった新キャラクターが登場した。
(C)Project シンフォギアG
写真:上飯坂一