ゲーム会社のカプコンが、一部で報道された、『ストリートファイター5』に関する、同社社長 辻本春弘氏のインタビュー記事について、発言内容を一部否定する発表を行った。
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問題の報道は共同通信のインタビューとして、6月11日に主要メディアではスポニチが紹介している。
Web版スポニチの記事によると、辻本氏の言葉として『ストリートファイター5』ではオンラインゲームの特色を生かし、新規ユーザーの力不足を補い、勝利を有利にするため課金システムの導入が検討されていると伝えている。
こうした課金によるキャラクター強化システムは、純粋なファンから嫌われる傾向が強い。また今回の件では、記事公開直後にゲーム系まとめサイト複数で取り上げられ、切り取ったニュースだけが一人歩きし騒ぎに発展していたようだ。
今回カプコンから発表があった文書では、「キャラクターの強さを調整するかのような発言は一切しておりません」とハッキリ否定。そして「『ストリートファイター5』につきましても、タイトルそのものを含め、現時点で発表したものではございません。」とこちらについては、完全否定とまではいかないものの未発表・未決定状態のものであることを強調している。
<発表全文>
2014年6月12日
各位
大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
株式会社カプコン
代表取締役社長 辻 本 春 弘
(コード番号:9697 東証第1部)
一部報道について
一部報道機関におきまして、当社代表取締役社長の辻本春弘のインタビュー記事が掲載されましたが、本報道にある課金システムの導入については、キャラクターの強さを調整するかのような発言は一切しておりません。
また、「ストリートファイター5」につきましても、タイトルそのものを含め、現時点で発表したものではございません。
以 上