2015年帝国劇場で上演される『エリザベート』(通称:東宝エリザ)の主要キャストが発表された。
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タイトルロール『エリザベート』役を演じるのは、日本で初めて同作を上演した宝塚歌劇団で、日本初のエリザベート役を演じた、元宝塚歌劇団 雪組・宙組トップ娘役の花總まり。花總は、エリザベート国内初演の1996年と、再演となる1998年-1999年の2度同役を演じ、さらに退団後の2012年には宝塚歌劇団OGだけで上演した『エリザベート スペシャル ガラ・コンサート』でも演じている。そのため、今回の東宝エリザで同役は4度目。初演からの当たり役ゆえ、今回のエリザベートにも期待が集まる。
そして花總と今回Wキャストで、エリザベートを演じるのは、宝塚歌劇団を2014年11月に退団したばかりの、元花組トップ娘役の蘭乃はな。
蘭乃は花總の退団公演で初舞台を経験し、本人の退団公演では『エリザベート』でエリザベート役を演じている。
なお今回は、東宝エリザ初演の2000年から最後に上演された2012年まで高嶋政宏が演じてきた本作の狂言回しルイジ・ルキーニ役が初めて変更される。
ルキーニを演じるのは、歌舞伎俳優の尾上松也と、俳優の山崎育三郎の二人。
高嶋が長年演じ続けてきた当たり役を今回二人はどう演じるのか?長年のファンからは特に熱い視線が注がれる。
■『エリザベート』主要キャスト
▼エリザベート
花總まり、蘭乃はな
▼黄泉の帝王トート
城田優、井上芳雄
▼フランツ・ヨーゼフ
田代万里生、佐藤隆紀
▼ルイジ・ルキーニ
尾上松也、山崎育三郎