株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田祐司)が、熊本地震の被災者やボランティアに対しキャンピングカーの無料貸し出しを開始した。

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キャンピングカー(写真提供:RVランド)

無料貸し出しにあたっては、体の不自由な方や乳幼児がいる世帯などが優先。申し込みはガイアックスのWebサービス『notteco』内に設けられた特設ページ「http://cp.notteco.jp/kumamoto-rv」にて受け付け中だが、貸し出し先は熊本県庁などへのヒアリングや関係各所協議の上決定されるため、希望者全員に貸し出されるされるわけではない。

■協力してくれるキャンピングカーの個人オーナー、企業を募集

キャンピングカーの提供元はキャンピングカーの個人所有者や、RVランドはじめとするキャンピングカーのビルダー・販売店。同社の呼びかけに応じた企業や個人が協力している。

GW期間中には第1弾として熊本県益城町、南阿蘇村、益城郡美里町の障害者施設などに提供される。そのうちの1台はキャンピングカーのオーナークラブ「くるま旅くらぶ」を通じて呼びかけに応じた、神戸市の42歳大学教員男性の車輌。阪神大震災で被災後、防災のために購入していたものだといい、提供者本人が運転して現地まで届ける。

この取り組みについてガイアックスは目標提供を200台と設定。おなじ特設ページを通じて、協力してくれる企業・キャンピングカーの個人オーナーも募集中だ。被災者への貸出期間は約2ヶ月を予定している。