竹宮恵子先生といえば『風と木の詩』や『地球へ…』など、美しく繊細な漫画を描く漫画家であり、京都精華大学学長もつとめています。その竹宮恵子先生の作品が「ふるさと納税」の返礼としても手に入れることができるそうです。6月6日に、竹宮先生の公式Twitterアカウントが知らせていました。

「久しぶりに「ふるさと納税」の話題を(笑)竹宮の書籍や画集が「ふるさと納税」の返礼品になっているってご存じでしたか?税金の使い道を決められる利点を大切に♪読んでみてね!」

 添えられたリンクの飛び先は福岡県朝倉市のふるさと納税ページ。ここのふるさと納税の返礼品として、昨年一月末に小学館から刊行されたエッセイ本『少年の名はジルベール』と新潮社から刊行された『竹宮惠子カレイドスコープ』が出されていました。

 寄付金額は12000円で、さらに「朝倉市に寄付してくださる皆様には御礼の気持ちとして、A4サイズの複製画か、ポストカードいづれかをプレゼントさせていただきます。」とのこと。これは、ちょっと欲しいかもしれない……。なお、複製画かポストカードのプレゼントは無くなり次第終了とのことです。

 他にも『風と木の詩』の画集も同じく朝倉市のふるさと納税のページにありました。こちらも寄付金額は12000円で、同じく数量限定のA4サイズ複製画かポストカードがついています。

 ふるさと納税ってお肉や果物が返礼品だと思っていましたが、昨今では竹宮先生の本しかり、様々なものが提案されています。ちなみにサイトにはふるさと納税サイトならでは「生産者の声」の欄も設けられています。こちらはどうやら先生自らではなく、担当者の方が書いているようですが、それにしても一瞬クスッとしてしまいました。そうか……漫画家も生産者なのかとしみじみ。

・参考:竹宮惠子TAKEMIYA公式!(@trapro2017)
・画像:竹宮惠子TAKEMIYA公式!のスクリーンショット

(天汐香弓)