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すみだ水族館飼育員に川栄李奈がガチ挑戦 塩運びに糞の臭いかぎ…知られざる飼育員の仕事を紹介

すみだ水族館の飼育員に川栄李奈さんが体当たりで挑戦する、飼育ドキュメンタリー動画「川栄李奈、水族館でガチ挑戦!」が7月7日公開されました。

東京スカイツリータウン・ソラマチにあるすみだ水族館は、気軽に行ける都内の水族館として人気を博しています。企画イベントも積極的に行っており、特に11月11日を「チンアナゴの日」に申請して2013年に認定されて以来、例年何らかのイベントを行っています。特に2015年に行った「ゆらチン!」を合い言葉にした企画イベントではネットを大いにざわつかせました。よりによってと……。

  • そのすみだ水族館を舞台にした飼育ドキュメンタリー動画「川栄李奈、水族館でガチ挑戦!」では、一般の人々にはあまり知られていない飼育員の仕事に川栄李奈が本気で挑戦しています。本当に仕込み無しだそうです。

    初日に先輩飼育員に最終日までの課題を出され、その一つが「ペンギンの顔と名前を覚えること」。飼育員の最も大事な仕事は体調管理だといい、まず名前を覚え見分けがつくようにならないとそれもできないそうです。
    なるほど納得な理由ですが、ペンギンを顔や身体で見分けるのは素人には至難の業。川栄さんも難しそうな顔をしていました。

    他にも一般には知られざる仕事内容がいくつか紹介されています。海水をつくるために大量の塩を運搬したり、ペンギンの体調管理のために糞の臭いを嗅いだり。
    そして飼育員としての課題はペンギンを覚える以外にも、オットセイとのコミュニケーションも出されています。

    最終日にはその2つのテストが行われましたが、まずオットセイとのコミュニケーションでは笛の指示に従い、ばっちり動いてくれます。最後、頬にチューをしてくれた瞬間に川栄さんが満面の笑顔をみせていました。

    次に最大の課題、ペンギンのテストもばっちりクリア。ペンギンの数があまりに多いため、先輩飼育員からは最初に顔写真と名前のリストを渡されていましたが、他の仕事の合間にも必死に覚えたそうで、その苦労もあり課題クリア時には、本当に嬉しそうにしていました。

    今回の動画は、すみだ水族館を運営するオリックスグループのオリックス株式会社が新たに開設したキャンペーンサイト「ORIX Channel」はじめウェブ上で公開されています。時間は2分53秒と動画としては長めですが、内容がボリューム沢山なのでそれでも短く感じます。

    なお、今回の体験では最終日課題クリアしたことのお祝いに、川栄さんが赤ちゃんペンギンの名付け親になることが依頼されています。名前は近日発表予定とのこと。すみだ水族館の新しい仲間の名前。どんな名前になっているか発表が楽しみですね。

    (HideI / 画像提供・オリックス)

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