電車やバスに乗ると、車内でスマホを開いている人が実に多い現代社会。たまに文庫本を開いている人を見かけるくらいになってしまいました。イベント会場の前なんてほとんどの人がスマホでSNSをチェックしていたり。そんなスマホ社会に警鐘を鳴らす?スマホケースが話題です。
「巨乳みたいに見える」Tシャツや、破れたTシャツから巨乳がチラ見えしているように見える「妄想マッピングTシャツ」シリーズなどユニークな作品でネット上をざわつかせている、クリエイティブスタジオ・エコードワークスの新作。
「お気に入りの新作ができたので見て欲しいです!読書家を装って意識高そうなフリをしながらスマホをいじれるケースです。」というツイートとともに紹介している写真には「スマホをやめて本を読め 寺子屋習字著」というタイトルの新書みたいな雰囲気のカバー。背表紙にもちゃんとタイトルが書いてあり、ご丁寧な事にオレンジ色の帯部分には「みんなが絶賛!!『読書家のフリをして賢くなれた気分です』脱スマホ術」という文字が。文字の隣には著者の肖像っぽいいらすとや風の男性の正面の顔。
お気に入りの新作ができたので見て欲しいです!
読書家を装って意識高そうなフリをしながらスマホをいじれるケースです。https://t.co/zMUzvD1Iu1 pic.twitter.com/q7BkzuTU1g— ekōD Works / フクサワタカユキ (@ekoDWorks) April 16, 2018
このツイートが投稿されるとすぐに「欲しい!」「このカバーつけたスマホのKindleアプリで本読みたい」「形容矛盾の権化かよ」といったリプライが付き話題になっています。
デザインを手がけた福澤さんによるとコンセプトは、「みんながスマホばかりいじっている横で、賢そうな本を読みふけるのってかっこ よくない!? でもついついスマホの新着が気になって、読書に身が入らない…。そんなあなたのために用意した、読書家を装って意識高そうなフリをしながらスマホをいじれる『新書風』手帳型スマホケースです。」との事。
また、「このケースが流行ってカフェや電車内や街中のあちこちで『スマホユーザーをディスっていると見せかけて自分はスマホをいじっている』という面白おかしい光景が見てみたいと思っています。」と語っています。
この商品は各社Androidスマホに対応できる汎用ケースMサイズとLサイズ、iPhone6~8、iPhone 6~8plus対応の4サイズ展開なのでどのスマホにも新書風に偽装できます。これをスマホに付ければ傍から見れば意識高い系読書家っぽくに見えるかも……(画面が見えたらアウトですが)。
「スマホをやめて本を読め 寺子屋習字著」(3,240円税込)は5月下旬に発送予定で、現在公式オンラインストアで先行予約が開始されています。ちなみに現在は期間未定で一時的に10%オフ税込2,916円になっています。ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアでも近日予約が開始されるという事なので、興味を惹かれた人はチェックです!
画像提供・エコードワークス
※訂正:初出時、公式オンラインストアで行われている先行予約分は10%オフと記載しておりましたが、正しくは期間未定で一時的なものだそうです。このか所、訂正してお詫びいたします。
(梓川みいな)