口の中でジュワッと弾ける果汁感が特徴の江崎グリコ「アイスの実」。2019年7月1日からオンエアが始まった新CMに女優の吉高由里子さんが登場。

 あわせて、開発担当者が出演して、吉高さんにアイスの実のトリビアなどを紹介する、YouTube動画も公開されました。

 7月1日に公開された「アイスの実」新CMでは、オフィスでのモヤっとするシチュエーションに、吉高由里子さんが遭遇。それをアイスの実で「プチリセット」する様子が描かれています。

 なんの気なしで引いたおみくじで、いきなり「大凶」が出ちゃったり、名刺交換で相手を尊重して下から差し出そうとしたら、なぜか相手と「下のポジション争い」になっちゃったり。はたまた着てきた服の柄が、おじさん上司のジャケットと被っていたり……世の中、怒るほどでもないけど、でもちょっとモヤっとする場面があります。

 そんな時、吉高由里子さんは「アイスの実」をひとつパクリ。口の中に広がる果汁感と冷たい刺激で、気分はリセット。新CMではそんな様子が描かれました。

 そしてグリコ公式YouTubeチャンネルで公開された、「吉高由里子さんに知って欲しい!アイスの実の世界」では、吉高さんが「アイスの実」開発担当者から意外なトリビアを教えてもらうという動画。吉高さんと共演しているグリコの開発担当者は、筆者も取材でお世話になったことのある本物の方です。

 開発担当者から明かされる秘密は、何気なく食べていると気づかないこともあるものばかり。外側の部分は薄い氷のコーティング(グレーズ)で、中の果汁たっぷりな部分を閉じ込め、口に入れた時に溶けてジュワッと果汁の味わいがするように工夫されているんです。




 また、店頭に並んでいるときは気づかないのですが、販売している季節によって果汁の濃度や成分が調節されています。たとえば夏にはさっぱり爽やかな味わい、冬にはグッと濃厚な味わいを楽しんでもらえるようになっているんだとか。冬季限定のカフェオレにも言及するなど、吉高さんが「アイスの実」に詳しいところも出ています。



 冷凍庫から取り出してすぐに食べても美味しいのですが、7分くらい待った頃に口に入れると、外のグレーズを破ってとろけた果汁がジュワッと広がって、より美味しくなるというのも豆知識。ただ7分というのは目安で、室温によって黄金タイムは前後するので見極めが大事ですね。




 果汁感たっぷりが最大の特徴である「アイスの実」。年間で7000万袋作られるそうですが、使用する果汁の総量は6500トン。500mlペットボトルにして約1290万本に相当します。



 なお、新TVCMの放映に合わせて、首都圏と関西圏の主要駅にある大型液晶ディスプレイでは、江崎グリコとバイオウェザーサービスを手がけるいであ株式会社が共同で開発した「モヤっと指数」を表示するポスター広告が7月1日~7月7日の期間展開されます。天気、気温、湿度、風などの気象データをもとに、前日との気温差による体調変化の要素、さらに特定の曜日と時間の要素などを考慮し、これら外的要因から人間が感じるモヤっと度合いを数値化したもの。知っておくと心構えができて、うまくモヤっとなシチュエーションを回避できるかもしれません。

情報協力:江崎グリコ株式会社

(咲村珠樹)