Webディレクターやシナリオライターとして活躍している馬込坂多さん(@magomesakata)が、ラーメン屋さんでラーメンと半チャーハンを注文したところ、出てきた半チャーハンに驚愕。その写真をTwitterに投稿し、話題になっています。
馬込坂多さんは9月11日、ラーメン屋の店員さんとの会話のやり取りを投稿。「半チャーハンってあります?」「できますよ」などのやり取りの後に出てきた半チャーハンは、量が半分のチャーハンではなく、白飯とチャーハンが半々になっているものでした。
僕「ラーメンください」
店員「はい、ラーメン」
僕「半チャーハンってあります?」
店員「できますよ」
僕「(できます?)あ、じゃあお願いします」
—-10分後
店員「半チャーハンお待ちー」
出てきたのが、これです。
ご査収ください。 pic.twitter.com/Jh7AvnVxDL— 馬込坂多 (@magomesakata) September 11, 2019
この時のことを馬込坂多さんに尋ねると、「端的に言えば双方の意思疎通が上手くいかなった結果出てきたメニューで、あくまでも推測になりますが、僕は『量が半分の半チャーハン』を頼んだのですが、店員さんは『(ライスと)半分のチャーハン』もしくは、『半々のチャーハン』と受け取ったのかと思います」と振り返り、教えてくれました。
そして、「店員さんの返答で『できます』って言われた際に『ん?』とは思いましたが、その『できます』というのは、通常のチャーハンもしくは半チャーハンではなく、『(ライスと)半々のチャーハン』もできますという意味だったんだと、時間をおいた今だとわかります」と話してくれました。
このお店には、馬込坂多さんは月2回くらい訪れるそうで、メニューはラーメンだけではなく、餃子やチャーハン、軽い定食などもあり、大衆中華屋みたいな所とのこと。カウンターが8席程度、4人掛けのテーブルが3卓あり、店員さんは若い男性、厨房では老夫婦ともう1人働いていて、昼時は満席になることも多く、並ぶほどではないが繁盛しているそうです。
そんなお店で、この半々チャーハンが出てきてしまったのは、「店員さんが真面目過ぎるか、天然ゆえの対応だったと思います」とのこと。それにしても、半チャーハンを頼んで、この半々チャーハンが出てきたら、誰でもビックリしてしまいますよね。
ちなみに、値段は半チャーハンと同じくらいなのか?馬込坂多さんに聞いてみたところ、「プチパニック状態だったので、何も考えずに言われた金額を払って出てきました」そうです。でも、その気持ちも分かります。
また、馬込坂多さんはこの投稿を見た人から「怒らないの?」と聞かれるそうですが、この件について馬込坂多さんは些細な事だと思っていて、「人間、間違いは誰にでもあるので、あまり人を責めたくはないんですよね。笑って済む間違いならそれでいいと思いますし、今回の件なんてちょっと解釈が違っただけでチャーハンは食べられていますからね」と、気にしていない様子。
「本当に間違ったものが出てきたら、『頼んでないです』って言えばいいだけの話で、『頼んでないんだよ!違うだろ!』ってところまでいきません。お互いに尊厳を持って当たる世の中になればいいのになぁって思いますね」と、今回の件を経験して、芽生えた考えについて話してくれました。
たしかに、最近は些細な事でキレて、怒鳴ったり、挙句の果てには暴力を振るったりして、ニュースになってしまうケースが多々見られます。馬込坂多さんのように、相手のことを思って接すれば、もっと生きやすい世の中になるかもしれませんね。
<記事化協力>
馬込坂多さん(@magomesakata)
(佐藤圭亮)