「センシティブな内容が含まれている可能性のあるツイートです」という文言。ツイッターをやっている人なら、一度は目にしたことがあるのでは?
主に、エッチな画像や衝撃的な場面の写真などに対して、ツイッター側が自動で表示させている注意書きです。もちろん自分(閲覧側)の判断で画像や写真を見ることが可能。でもこう書かれると……本来みたくないものでも、逆に見たいという興味がわいてしまう人は多いはず。
そんなセンシティブ表示を利用した、ユニークなネックレスが評判をよんでいます。
作者は、アクセサリー作家のZOKUZOKUさん(@zokuzoku2016)。パンの袋をとめるバッグクロージャーをモチーフにしたイヤーカフや、洋服についている品質表示タグのイヤリングなど身近にあるものをモチーフにした、他とは少し違うオリジナルアクセサリーを発表・販売しています。
ZOKUZOKUさんが今回発表したのは、ツイッターのセンシティブ表示をモチーフにしたもの。作品写真をツイッターで発表したところ、約5.6万いいねがつくほど反響があつまりました。
新作のアクセサリーです
ご査収ください pic.twitter.com/6fzWjhUINj— ZOKUZOKU (@zokuzoku2016) December 17, 2019
ネックレスのトップにあたるプレートには「このアクセサリーは、センシティブな内容が含まれている可能性があるため表示できません」と記されています……!これは妄想かきたてられるかも!
裸の王様的に「実は見えるのよ!」と見えたふりごっこするもよし、「このアクセサリーの真の姿はなんだろう」と妄想して楽しむも良しの“つける側”ではなく、“見る側”に判断が委ねられた作品です。
ZOKUZOKUさんに今回なぜこれをモチーフにしようと思ったのかきいいてみました。
「ツイッターをやっていてたまにセンシティブで見れないツイートが現れるのですが、(開いてみても特に問題ないツイートだったりする)この表現が面白いなと思い、これをアクセサリーに応用したら妄想を掻き立てるようなジョークの効いたアクセサリーが作れるのではないかと思いました」とのこと。やはり人の“妄想をかきたてる”という点に着目したそうです。
ちなみに制作にあたっては、工房で機械を借りて、アクリル板を切り出し、工業用のプリンターでプリントして作っているそうです。
「みなさん楽しんでもらえたようで嬉しかったです」と語るZOKUZOKUさん。今回の作品は販売予定はなかったとのことですが、ツイッターでの反響をうけ、近いうちでの販売を検討しているとのこと。もし本稿をお読みになり、少しでも欲しい!と思った方は、ZOKUZOKUさんのツイッターをフォローし最新情報をチェックしてください。
<記事化協力>
ZOKUZOKUさん(@zokuzoku2016)
(宮崎美和子)