40年生きてきましたが、猫がチンアナゴに見えたのは初めてです。いったい何を言っているんだ?と思う人もいるかもしれませんが、この写真を見れば、みなさんも納得していただけると思います。

 チンアナゴに見えた猫ちゃんの名前は、チャコたん(3歳/オス/ミックス)。チャコたんの飼い主さんは2月18日、自身のTwitterに「なんか既視感あると思ったら 珍アナゴだ~」というコメントと共に、2枚の写真を投稿しました。

 その写真には、逆立ちをしているように見えるチャコたんが写っているのですが、チャコたんの尻尾がピン!と立っていて、飼い主さんの言葉通り、チンアナゴに見えます。2枚目の写真は、尻尾の拡大写真ですが、もう完全にチンアナゴです……。でも色合い的にはニシキアナゴのほうがより近い?

 しかし、この体勢……いったい、どういう状況なのでしょうか?飼い主さんに聞いてみました。飼い主さんによると、これは1年くらい前の写真だそうで「遊びの途中で、猫じゃらしに興奮して小屋に飛びついた瞬間を撮りました」とのこと。

 飼い主さんに送っていただいたチンアナゴ直後の写真を見てみると、1回転しながらも、猫じゃらしから視線を外さないチャコたんの姿が写っていました。自分の尻尾が一瞬チンアナゴになってしまったことなど、微塵も感じていない純粋な目で、猫じゃらしを見つめています。

 飼い主さん曰く「チャコたんはとっても穏やかで優しい性格。静かにまったり過ごすのが好きで、攻撃性ゼロ。臆病でインターフォンの音がなるだけで、布団に隠れてしまう面もあります」とのこと。

 しかし、「おもちゃを見ると、まるでアクロバティックなダンサーさんのように、豪快にジャンプしたり、華麗に遊びます」と教えてくれました。これからも華麗なジャンプを見せてほしいですが、怪我だけはしないように気をつけてほしいですね。

<記事化協力>
保護猫チャコたん&すず香さん(@wakaponsan)

(佐藤圭亮)