食事代を先払いする飲食店支援サイト「さきめし」の新たな取り組みが開始されました。5月25日のリニューアルでは、サントリーの支援により「先払いチケット」を購入する際の手数料が期間限定で無償化され、約7000ある登録飲食店への寄付も可能となっています。この取り組みには芸能界からも賛同の声があがっており、吉田類さんや渡部建さんが「目から鱗のプロジェクト」とコメントしています。
「さきめし」とは、「アプリを通じて・人さまに・お食事をごちそうできる」サービスとして、Gigi 株式会社が展開する「ごちめし」の機能を使って、外出の自粛などで今は行けない自分のお気に入りのお店に、自分あてに食事代を先払いしておき、落ち着いた後に食べに行こうという支援活動です。
そんな「さきめし」ですが、今回WEBサイトをリニューアルし、新たな機能として「先払いチケット」を購入した際に、その飲食店に対して応援メッセージを送る機能が追加。さらに、支援者の「先払いチケット」購入の際に発生する決済手数料を、期間限定でサントリーが負担することにより無償にし、支援者からの支援金がそのまま飲食店に届くようになりました。
また、「さきめし(ごちめし含む)」に登録している飲食店に対して、一律で現金の寄付も開始。サントリーの拠出金の一部に加え、5月25日~31日まで支援者による任意の寄付を受け付けし、これらの寄付金は6月上旬に分配される予定です。
ちなみに、手数料の無償化は5月25日から開始されており、「先払いチケット」の手数料合計が1億円に達するまで実施されます。
取り組みに賛同する酒場詩人の吉田類さんは、「街には飲食店の賑わいが欠かせない。コロナ禍のあおりで大半の店がひっ迫している。馴染みだった何軒かの居酒屋が閉店したと聞く。この苦境を乗り切ろうと奮闘している店主の顔が浮かぶ」と、現在苦しんでる飲食業界の状況を吐露した上で、「あの定番メニューが待っていてくれると思えば心強い。まさに元気な明日が予約できる“希望のキープ”じゃあないか」とコメント。
お笑い芸人で、芸能界のグルメ王の異名を持つ渡部建さんは、「こんな手があったか!と、目から鱗のプロジェクトだと思いました」と称賛。「僕も日々テイクアウトなどでお店の方と接するのですが、皆さん本当に頑張って自分の店の存続に命をかけてます」と話し、「アフターコロナで一番悲しいのは大好きなお店が無くなってしまっていること。それを食い止めるべく皆さん、『さきめし』を活用しましょう」と呼びかけました。
実業家で旅人やサウナーとしても活動している本田直之さんも「まさに求めていたサービスが始まりました。 ぜひ『さきめし』を使って、大好きなお店を応援していきましょう!!!」と訴え、さらにトランジットジェネラルオフィス代表取締役の中村貞裕さんは「お店側の立場としてもこの状況でこのような形で支援してもらえるのは凄く嬉しい」と喜び、「映画の前売りチケットのような、この『さきめし』応援します」と語っていました。
情報提供:Gigi 株式会社
(佐藤圭亮)