キュレーションプラットフォーム「NAVERまとめ」のサービス終了が、公式ブログを通じて2020年7月1日に発表されました。NAVERまとめはLINE株式会社のグループ会社であるネクストライブラリ株式会社(東京都新宿区)が運営を行っています。サービス終了日は2020年9月30日です。

 サービス終了を決断した理由について、NAVERまとめ運営は「単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果」とコメント。NAVERまとめが培ってきたノウハウは、LINEが2019年に参入を発表した検索事業で活かされるといいます。

 「NAVERまとめ」は国内キュレーションサイトの先駆けとして2009年にサービスを開始しました。ユーザーが情報を自由にまとめることができ、ロボット検索では得られにくい検索結果が提供されることから人気となり、2014年6月には月間約23億PVを記録。一方で、一般ユーザーが安易に他の著作物をまとめるなどしていたため、著作権侵害の問題も抱えていました。

 サービスは今後、2020年7月31日に新規アカウント登録の停止が行われ、9月30日にサービス終了。ユーザーが自分のつくったまとめページから広告収入が得られる「インセンティブプログラム」の確定は11月上旬が予定されています。

<参考・引用>
NAVERまとめ(2020年7月1日発表