自衛官の募集広報を担当する防衛省 陸上幕僚監部 人事教育部 募集・援護課は、自衛隊の仕事の多様さを感じられるWEB動画シリーズ「自衛隊のソレ、できます!」を2020年7月1日に公開しました。「自衛隊」という一言ではくくれないほど多様な仕事、働き方を現役自衛官の撮影・出演により紹介しています。
日本の国土防衛を担う自衛隊。しかし、国際化が進んだ現在は任務が多岐にわたり、今までのイメージに当てはまらない仕事も増えています。なかなか外部には分かりにくい、自衛隊の多彩な仕事を紹介することを目的に作られたのが「自衛隊のソレ、できます!」というWEB動画シリーズ。実際に現場にいる現役自衛官が多数出演し、その仕事について語ってくれています。
たとえば、南極観測支援や国際人道支援など、海外に出ていくことも増えたことにより、仕事場は地球規模に拡大しています。普段なら行けないような場所で、現地の人々と交流することも可能です。
また、体を使う仕事ばかりではなく、デスクワークの仕事も結構多いのが自衛隊。「書類で動く」と言われることもあるほど、事務職に携わる自衛官も結構多いのです。そして原則として課業(勤務)時間はしっかり決められており、育児による時短勤務にも対応しています。
寝食をともにする機会が多いこともあって、仲間との絆が強いのも自衛隊の特徴。特に入隊して最初に配属される教育隊で一緒になった仲間とは、自衛隊を退官したあとも付き合いが続くほどです。
配属された職種に応じて、様々な資格や技術が身につくのも自衛隊の特色。一般ではお金を払って学校に通わなくては取得できないような資格でも、給料をもらいながら取得できる場合もあります。もちろん、退官する際には一般企業への就職援護もあります。
私たちがよく目にするのが、自衛隊の災害派遣。人助けをしたい、人の役に立ちたいという動機から自衛官になるケースも最近では増えてきています。
防衛省の自衛官募集ホームページでは、紹介した「自衛隊のソレ、できます!」シリーズの4本のほか、2019年度に好評だったWEB動画「自衛隊のソレ、誤解ですから!」も新作が5本公開されています。こちらも現役自衛官が多数出演し、イメージとは違う自衛官像を見せてくれていますよ。
情報提供:防衛省 陸上幕僚監部 人事教育部 募集・援護課
※画像はWEB動画からのスクリーンショットです
(咲村珠樹)