「君たちのユニフォームをインターハイの会場まで連れて行きます」

 こう呼びかけているのは、週刊少年ジャンプで連載中の人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」の公式Twitterアカウント。新型コロナウイルス感染症の影響でインターハイが中止となったため、せめてユニフォームだけでもインターハイの会場に連れて行こうという「ハイキュー!!ユニフォームプロジェクト」が発表されました。

 発表によると、プロジェクトでは全国高等学校体育連盟バレーボール専門部の協力の下で、各チームからユニフォームをあつめ、集まったユニフォームは「週刊少年ジャンプ」編集部がインターハイ男子決勝の舞台になるはずだった宇都宮市体育館のコートに並べて写真撮影を実施。そして撮られた写真は、8月24日の読売新聞朝刊(全国版)に掲載されるとのこと。

 Twitterでは「高校生に届くよう皆様のお力をお貸し頂きたいです!」と拡散を呼びかけるとともに、プロジェクトページも公開。

 プロジェクトページでは、主人公の日向翔陽が所属する烏野高校バレー部顧問の武田先生が、生徒たちにかけた言葉「今年のインターハイは無くなってしまったけど、君たちの何もここで終わらない。これからも何だってできる!!!さあ、上を向いて立ち上がろう。だって、バレーは常に上を向くスポーツだから」という、熱いメッセージも掲載しています。

 応募資格は、公益財団法人日本バレーボール協会「チーム加盟及び個人登録規程」により「高等学校男子・女子」として有効に登録された選手及びベンチスタッフで構成された「チーム毎」。応募方法は、「ハイキュー!!ユニフォームプロジェクト」のホームページにある申込書をダウンロードし、7月27日必着で、必要事項を記入の上、ユニフォームと共に事務局へ送付するだけです。

 「週刊少年ジャンプ」編集部は、「本施策によって学生の皆さんに『君たちの何も終わっていない』ことが伝わり、『上を向いて前へ進む勇気』を持つきっかけとなれば幸いです」と話しています。

<参考・引用>
「ハイキュー!!」公式Twitter(@haikyu_com)
※画像は「ハイキュー!!」公式Twitterアカウントのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)