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料理研究家リュウジさんらが献立を考えてくれるぞ! ハウス食品が献立代行キャンペーンを実施

 かつてカレーライスと「ライス」界の人気を二分していたハヤシライス。しかし最新の調査「〇〇ライスといえば?」ではオムライスやタコライスなどに押され、すっかり忘れられた存在であることが判明。

 そこでハウス食品は「完熟トマトのハヤシライスソース」CM出演中の岡田結実さんや料理研究家のリュウジさんらが、ハヤシライスを使いつつ、お悩み別に5日分の夕食献立をプレゼントするキャンペーンを始めました。

  •  洋食の要であるドミグラスソースをふんだんに使うこともあり、かつては洋食の王様といった存在だったハヤシライス。しかし……いつからでしょう。いつの間にか存在感が薄れていきました。

     その傾向は令和になって、さらに顕著なものに。ハウス食品が2020年4月6日~4月9日、全国の20代~60代の男女1000人(10歳刻みの年代で男女各50人ずつ)を対象に実施した調査では、〇〇ライスといって最初に思い浮かぶものを聞いたところ、ハヤシライスを挙げた人は全体の2.2%。

     王者カレーライスが55.7%と圧倒的な強さを誇ったのはさておき、いつの間にやらオムライスが2位の座(32.3%)を奪い、さらにはチキンライス(4.3%)や、新興勢力のタコライス(3.1%)にまで遅れをとる第5位という惨敗を喫してしまったハヤシライス。献立を考える際にハヤシライスを思いつく機会は、カレーライスの88.8%に対し45%と健闘(複数回答)するものの、実際に作って食べたかとなると「思い出せない」「食べたことはない」と答えた人が全体の3分の1強(計35.5%)と激減しています……泣くなハヤシライス。


     しかし、ハヤシライスが好きかという質問には、81.9%の人が「好き」と回答。洋食屋さんではもっぱらハヤシライスを頼む筆者も、ほら、みんなお前が嫌いじゃないんだよ、とハヤシライスの肩を抱いて慰めたくなりました。ライバルが増えすぎたんですよね、きっと。

     この調査結果に「完熟トマトのハヤシライスソース」を商品に持つハウス食品も、家庭料理におけるハヤシライスの復権を決意。自宅で食事する機会が増え、献立に悩む最近の傾向を考慮し「献立のこまった!解決隊」が、4つのお悩みコースに合わせてハヤシライスを使ったレシピも盛り込み、平日5日分の夕食献立をプレゼントする「完熟トマトのハヤシライスソースプレゼンツ『みんなのこまったと解決!献立代行キャンペーン』」をTwitterで始めました。

     夕食献立を考えてくれる「献立のこまった!解決隊」は、リュウジさん、長田知恵さん、川上ひとみさんのSNSで人気の料理研究家3人と、「完熟トマトのハヤシライスソース」CMに出演している岡田結実さん。Twitterでハウス食品グループ公式アカウント(@housefoods_now)をフォローし、キャンペーンツイートに記載されている「#短時間で作りたい」「#少ない食材で作りたい」「#家族を喜ばせたい」「#手軽に楽しく作りたい」の4コースから1つを選択し、用意された定型文をそのままツイートすることで応募できます。


     キャンペーン期間は2020年8月17日~2020年9月16日。各コース1名に、4人がそれぞれ考えたレシピを組み合わせた平日5日分の夕食献立と「完熟トマトのハヤシライスソース」と「トマ辛ハヤシ」の2個セットが当たるほか、Wチャンスとして100名に完熟トマトのハヤシライスソース」と「トマ辛ハヤシ」の2個セットが当たります。

     ハヤシライスはカレーのようにスパイシーでない分、ソースのコクやお肉の旨みを楽しめるメニュー。年齢を問わず食べられるので、たまには思い出して作ると、ハヤシライスもきっと喜んでくれんじゃないかと思います。

    情報提供:ハウス食品株式会社

    (咲村珠樹)

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