マグロとニワトリの熾烈な戦いを描くWEBムービーシリーズの第2弾、「シーチキンチキン バトルズ イン ザ ギャラクシー」が10月23日に公開されました。新たな決戦の舞台は銀河です。

 マグロ役は「ONE PIECE」エース役、「ドラゴンボール」シリーズ・ピッコロ役などの古川登志夫さん。対するニワトリ役は「シティーハンター」冴羽獠役、「北斗の拳」ケンシロウ役などで知られる神谷明さんの同い年(1946年生まれ)コンビが第1弾に続き担当。全編「鳴き声」のみでの演技となり、マグロの勇ましい咆哮と、ニワトリの高く響くコケコッコーの名台詞(?)は必聴です。

 10月23日公開のWEBムービー「シーチキンチキン バトルズ イン ザ ギャラクシー」は、はごろもフーズ株式会社の主力製品「シーチキン」とプリマハム株式会社の「サラダチキン」とのコラボレーション製品「シーチキンチキン」がパッケージリニューアルすることにあわせて制作されたもの。

 2019年に公開された第1弾では、地上を舞台に古川さん演じる【海のチキン】マグロと、神谷さん演じる【陸のチキン】ニワトリによる、88年にもわたる【チキン】の称号をかけた壮絶な戦いを描き、ラストは「シーチキンチキン」が爆誕したことで大団円(?)で幕を閉じました。

 続く第2弾「シーチキンチキン バトルズ イン ザ ギャラクシー」では、舞台を銀河に変えて、マグロVSニワトリのプライドをかけた熱い戦いが描かれます。

 古より続くマグロとニワトリの争いは、「シーチキンチキン」が誕生したことにより、一旦の落ち着きをみせました。しかし時は流れ、今度は互いに「自分こそがこの銀河で一番のチキンだ!」と主張。「銀河最強のチキン」の称号をかけて、銀河をまたにかけた戦いが幕を開けたのです。

 今回古川さんが演じているマグロは『マグロ軍の兵士にして、古の戦いで活躍した伝説の「キングマグロ」の子孫・マグロン』。愛する妻と子を守るため、戦いに身を投じるという役どころです。古川さんは他にも、マグロンを気にかけるマグロ軍のマグロー提督や、その他マグロ軍の声も担当しています。

 マグロ軍の兵士たちが小型艇で「うお(魚)ー!」と出撃していく様子は、古川さんが撃墜王オリビエ・ポプランを演じた「銀河英雄伝説」や、カイ・シデンを演じた「機動戦士ガンダム」を思わせます。

 対し、神谷さん演じるニワトリは『マグロ軍と敵対するニワトリ軍を率いるエリートリーダー・チキンNo.1138』。戦闘マシーンとしての教育を叩き込まれ長らく感情を失っていたが、妻と子の存在により愛情を取り戻していく……という悲しい過去を背負ったキャラクターです。神谷さんも他に、No.1138を育てた冷徹な指導者にして、今回の戦いを引き起こしてしまうニワトリーン皇帝の声も担当しています。

 小型艇で攻撃していく時の掛け声「コーケッケッケッ、コケーッ!」のハイトーンは、まさに「北斗の拳」のケンシロウ。対して、通信に気付く際の「コケ?」は、司令官としての重々しさに溢れ、神谷さんの演技の振り幅も堪能できます。

 また、本作には「北斗の拳」ユリア役で古川さん、神谷さんと共演歴のある山本百合子さん(ほかに「超獣機神ダンクーガ」結城沙羅役など)が新たに参加。山本さんはマグロンの妻マグロラと子マグロ、チキンNo.1138の妻チキンNo.2245とヒヨコという複数キャラを熱演。出撃する兵士達を見送る際の悲しみを含んだ演技は、本作に深みと切なさを与えています。

 舞台を銀河にかえて繰り広げられる、マグロとニワトリのプライドをかけた銀河大戦物語はYouTubeで配信中です。

■ 古川登志夫(マグロン/マグロー提督 役)

第1弾のWebムービーは、インパクトのあるキャラクターやシーン設定に驚きましたが、第2弾は正にその進化形!アニメもストーリー性も格段にUPしていて、演じる者としては、その強烈なアニメーションに負けぬ、迫力ある演技とマグロヒーローそれぞれの演じ分けを求められていると思いました。第2弾となれば、もはやマグロキャラは僕の持ちキャラ!出演者三人ともノリノリの楽しい収録でした。

Webムービーというよりこれはもう劇場版アニメのスケールだと思いましたね。動画部分の迫力は言うまでもありませんが、大判のポスター一つとっても、クライアントさんや制作陣の熱い意気込みが感じられますよね。画面から飛び出してきそうな迫力のイラスト!大きなフォントで声優の名前まで書かれていて、その遊び心というか大胆さに感激しました。

神谷ちゃんとは同年代ですし、同じ業界を共に歩んできたライバルというか、戦友という感じもありましてね。役柄や設定もそうなんですが、ここは負けられない!って感じになるんですよね。加えて山本百合子ちゃん!となればねえ。言わずもがなの二等辺三角関係なんて感じで、いやいや楽しい収録でしたよ。百合子ちゃんとも長いおつきあいになりますが、最近仕事ではあまりご一緒していなかったので、とにかく嬉しかった。男と男の戦いに女性キャラの参戦、こりゃ盛り上がりますよねえ。しかもWebムービーという時間的制約の中で、数役を演じる。お互いの芝居も呼吸も熟知している三人なので、同窓会的楽しさも加わって、最高に嬉しいキャスティングに感謝です!クスグリや突っ込みどころ満載の、制作陣のセンスある味付けは、シーチキンチキンに勝るとも劣らないクオリティー!ヤラレモブキャラの悲鳴も演ってます。見つけてね!

■ 神谷明(チキンNo.1138/ニワトリーン皇帝 役)

まず、パワーアップしたWebムービー第2弾を作っていただけたことが嬉しかったですね。壮大なスケールと迫力には圧倒されました。この作品へのスタッフのエネルギーを感じました。エリートリーダーのチキンNo.1138も、ニワトリーン皇帝役も、キャラクターをしっかり作りました。さらに、ニワトリとしてのセリフを、いかに制約された言葉(「コケ」など)の中で表現するかということを考え、腕によりをかけて演じました。

古川登志夫さんの演技には前回以上に迫力を感じました。とにかくその熱量が凄かったですね。山本百合子さんは、それぞれの役が初めてとは思えない演技で、作品に馴染んでくれていたのは嬉しかったです。

このWebムービーを何度もご覧いただき、全体の迫力はもちろん、セリフや音楽、効果音など細かいニュアンスもお楽しみいただけると嬉しいです。

◆山本百合子(マグロラ/子マグロ/チキンNo.2245/ひよこ 役)

シーチキンチキンWebムービーの第2弾に参加させて頂き光栄に思っています。Webムービーで、ちゃんと製本された台本を頂いたのは初めてです。それだけでも、はごろもフーズ様とスタッフの皆様の意気込みを感じました。

私はマグロンの妻子と、チキンNo.1138の妻子、どちらも心配している妻で、セリフは「コケッ」「うおー」のみ!なかなか気持ちを作るのが難しく、実際に人間の言葉で声に出してからセリフを言う様にしていました。「あなた、気をつけてね…」「コケ、コケッコ…」「行ってらっしゃい」「うお、うおうお…」チキンの方は少し気が強い妻にしてみよう…などと考えていたのですが、結局は絵を見て感じるままに声を出しました。何回か録って頂きましたが「コケッ…コー」と台本にあったセリフが、心配声の「コケコッコー」になってしまったテイクもありました。もしかしたら…それが採用かも!?(笑)

3人一緒のお仕事は、本当に久しぶりでもしかしたら「北斗の拳」以降、無かったかもしれません!お二人共、アニメ界の重鎮ですが…とても優しく久しぶりに3人で写真を撮ったり、LINE交換をしたり楽しいひとときでした。もちろん、お2人の演技は素晴らしく、鳥肌ものですよ!神谷さん、古川さんの迫力の演技!そして見守る妻子たち…セリフ1つ1つを人間の言葉に置き換えて楽しんでみて下さい。きっと、貴方はこのWebムービーを何度も繰り返し見てしまうと思いますよ?

情報提供:はごろもフーズ株式会社