1990年からフジテレビ系列で放送されているテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」で、放送開始からナレーションを務めているキートン山田さんが、2021年3月28日の放送をもって卒業することが発表されました。
「ちびまる子ちゃん」は、1986年に「りぼん」で連載を開始し、原作コミックスは全17巻が発売中で、発行部数は累計3250万部を突破(デジタル版を含む)、海外版は台湾・中国・タイ・マレーシア・韓国でも出版されています。
1990年からはテレビアニメもスタートし、中国や台湾、香港やインドネシアなど、海外でも放送されて世界中の老若男女を魅了し、長きにわたり愛され続けています。
そんな「ちびまる子ちゃん」になくてはならないのが、ナレーションのキートン山田さんの存在。放送開始時から約31年間、「後半へつづく」や「もっともな意見である」をはじめ、時に鋭く、そしてあたたかく見守る数々の名言でストーリーにいつも生き生きとした流れを作っていました。
スタッフ・キャストに惜しまれながらの卒業になりますが、「涙のお別れではなく、笑顔で送り出したい」そんな想いを込めて、キートン山田さんへの感謝を込めた特別な30分になることが決定。「変わらない日常。でも特別な一日」、キートン山田さんのナレーションでお送りする最後の「ちびまる子ちゃん」は、3月28日午後6時から放送されます。
番組卒業の発表を受けて、キートン山田さんは「……スタッフの皆さん、……キャストの皆さん、……そして『ちびまる子ちゃん』ファンの皆さん、ありがとうございました!!」感謝の言葉を述べ、「番組はまだまだ『後半へつづく』のである」とコメントしています。
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(佐藤圭亮)