テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」が2020年1月7日で放送30周年を迎えました。それを記念し、1月19日18時から「ちびまる子ちゃん ありがとう!アニメ化30周年1時間スペシャル」と題した番組が、フジテレビ系列で放送されます。
「ちびまる子ちゃん」といえば今や誰もが知る国民的人気アニメですが、その始まりはさくらももこさんの漫画作品。1986年に集英社の少女漫画誌「りぼん」で連載スタートしました。
りぼんといえば、この時期ちょうど「りぼん黄金期」(80年代~90年代)と呼ばれる時代。
「ちびまる子ちゃん」が連載スタートした1986年当時には、岡田あーみんさんの「お父さんは心配性」、池野恋さんの「ときめきトゥナイト」、柊あおいさんの「星の瞳のシルエット」、高田エミさんの「ねこ・ねこ・幻想曲」など、あげたらきりがないほどの人気作品ばかりが連載されていました。
そんな中で産声をあげた「ちびまる子ちゃん」。静岡県清水市(現・静岡県静岡市清水区)を舞台に、小学3年生のまる子(さくら ももこ)を中心とした物語は、連載開始当時よりも少し前の時代が描かれていることもあって、思わず懐かしみ、物語に共感する人が続出。ついには1990年1月7日にテレビアニメがスタートしました。
今回の30周年を記念した1時間スペシャルでは、昨年実施されたキャラクター人気投票の結果や、名場面集を紹介。「まる子とたまちゃん、ふたりの冒険」、「ある日の太郎」も放送されます。
どの名場面が放送されるのかはまだわかりませんが、今とは少し違う、初期のまるちゃんの絵を見ることができるかもしれません。放送は2020年1月19日18時から19時の1時間です。
◆ 「まる子とたまちゃん、ふたりの冒険」
ささいなことでお姉ちゃんを怒らせてしまったまる子。なかなかゆるしてくれそうにないお姉ちゃん。仲直りのきっかけにと、まる子は、お姉ちゃんが買いそびれてしまった写真集を探しにたまちゃんと出かけることに……。
◆ 「ある日の太郎」
永沢くんの弟「太郎」にスポットを当てた特別エピソード。ある日の永沢と太郎のほんわかした日常が描かれます。
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